【刀剣乱舞】ブラック本丸の審神者と刀剣女士 (ページ16)

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十三話ページ16

「あ、そうだ！」

パンッと手を叩いて空気を変える

「私の昔の話をしてあげます」

「主の昔の話？」

安定が問い返す

「そうです。私の昔の話です」

「俺聞きたい！」

子供のようにはしゃぐ清光

「私は昔。何故かは覚えてませんが山で迷子になってしまったのです」

歩いていると人影が見えたんです。
話しかけると微笑んでくれてとても優しい人でした。

「お兄さんも迷子なの？」

と私がきくと

「そうなのかもな」

と返してくれました

その人はとても変わった格好で…三日月に似ていた気がします

私は手を引かれて一緒に山を降りて家へ帰ることができました。

その人には名前を聞かなかったのですが

『おじいちゃん』と呼べと言われてそう呼んでました。

「主…それ…！」

「清光、何か知ってるのですか？」

「俺、三日月からもその話聞いた！！」

「え…？」