天使は悪魔と契約をする ページ4
「渡海先生…」
渡「何決めつけてるんだよ。こいつの言う通り、まだこの患者は死ぬと決まったわけじゃない。」
春「うるさい…患者のことをよく見ていないお前には分からないんだよ！」
渡「分かるよ。」
春「は…？」
渡「少なくとも、あんたなんかより俺の方がこの患者を救える確率が多いというのは分かってんだよ！」
渡海先生の声がオペ室に響く。
春「お前なんかに…お前なんかにこの患者を救わせてたまるか！」
春日井先生はそう言って手術を続行させようとする。
でも、はっきり言って…
無理な状況だ。
「春日井先生、もう無理ですよ。渡海先生に任せましょう…！」
春「お前正気で言ってるのか！？あいつは悪魔なんだぞ！？」
「そうですけど…！」
私たちの言い合いを見ながら、渡海先生はオペ室を出ていこうとする。
私をそれを見て、渡海先生を戻そうと…説得をしようと…
オペ室を出た
「渡海先生！待ってください！」
その声に渡海先生はゆっくり振り返る
「お願いです…患者さんを助けて下さい！
患者さんと…約束したんです！絶対に手術を成功させて、外でいっぱい遊ばせてあげる、って！
だから、この子を必ず…救いたいんです！」
私は土下座をする
「お願いしますっ！何でもしますから！
この患者さんを…救ってください！」
私が必死に説得をすると
渡「…じゃあ、お前も手伝え。」
渡海先生は屈んで私に言う。
私は涙を拭いて
「はい！」
と返事をする
春「は？Aに手術を！？」
渡「Aには腕がある。」
そして渡海先生は、春日井先生の傍で、低い声でいう。
「お前なんかよりも言い腕を、だ。」
その言葉に春日井先生は怯えたのか
春「…好きにしろ」
そう言ってオペ室を出てしまう春日井先生
その後、手術は成功を収めたのは
言うまでも無い
続く
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理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年5月18日 9時) (
レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
霊華 - 面白かったです！ 三日月しゅがーさんのペースでいいので更新お願いします！ (2019年3月23日 8時) (レス) id: 28703d16e4 (このIDを非表示/違反報告)
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