似たもの同士と言った意味 ページ3
世「…あの、A先生。」
「ん？」
世「…この前、A先生は僕に『渡海先生に患者を救ってほしくて土下座してお願いした、』って言ってましたよね…あれ、どういう意味ですか？
「あぁ…あれはね、」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
〜1年前、笑里ちゃんを亡くしてしまった少し後の時…〜
看「血圧、サチュレーション下がってます！」
「そんな…！」
春日井(当時のAの指導医)「輸血とガーゼを早く持ってこい！」
その時、患者さんの患部からは血が溢れ、ひどい状態だった。
こうなったのも、当時の私の指導医、春日井先生がメスを入れる場所を間違えたのが問題だった。
それもたった数ミリの話。
その数ミリのせいで、今この状態に至る。
「ガーゼ持ってきました！」
薬「輸血の準備出来ました！」
でも、何を思ったのか春日井先生はオペを続けようとしない。
「…先生？」
春「…もうこの患者は助からない。」
「え？」
春「もうこの患者は助からないんだ！」
「そんな…意識だってまだあるのに！」
春「うるさい！もう手術は終わりだ！」
「終わらせません！それに…それに貴女は逃げたいだけでしょ！まだ助かるかもしれない患者を置いて逃げるなんて…貴女は本当に医者何ですか！？」
春「うるさい…うるさいうるさい！」
そう言って私を突き飛ばす春日井先生。
「っ…！」
春「お前だって分かるだろう…もうこの患者は助からないんｄ…「助かるよ。」
その声の主は…渡海先生だった。
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理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年5月18日 9時) (
レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
霊華 - 面白かったです！ 三日月しゅがーさんのペースでいいので更新お願いします！ (2019年3月23日 8時) (レス) id: 28703d16e4 (このIDを非表示/違反報告)
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