8．母親を殺したのは… ページ30
ルキアの問いかけに、一護は言っていないと否定するが、ルキアは気にせず続ける
誰に殺された？のかと、一護はしらばっくれるばかりで答えようともしない
前に一護から物心ついた頃から、霊が見えていたという話を聞いていた、可能性は少なからずある
「貴様の母親を殺したのは…虚ではないか？」
「可能性はあるのだ！物心ついた頃から霊魂が見える程、霊的濃度が高かったのなら」
「その貴様を狙って来た虚が…誤って母親を…」
言いかけた時、目の前に居る一護から「やってらんねー！！！」というお声が発せられた
一護の言葉にルキアは面を食らった
骨盤辺りに手を当てながら、一護は「冗談じゃねーぞ」と続けた
「てめーにかかったらナンでもカンでも虚の仕業になっちまうのな」
「もとからジョーダンじゃねーのにだ」
「そんな理由にされちゃ、更にジョーダンじゃねーことこの上ねー」
「…虚とかじゃねーよ！予想が外れてザンネンでした…」
言いかけていた言葉が喉に詰まった。
一護はルキアより数十センチ先にいるおかっぱ頭の子供みて、動揺していた
行き成りの一護の様子に怪訝そうにルキアが「どうした？」と聞こうとしたら、彼は何も言わずルキアに背を向けて走り去ってしまった
今の行動を見てただ事ではないと、確か一護はルキアの後に誰か居たのを見て動揺している様子だった
ルキアは一度振り返ってみるが、それらしき人影が見えない
消えたのか…それとも…考えるよりも、ルキアは一護を追いかけた
ルキアは一護の背中が見えた直後、彼に追いつくように全力で走り、彼の服を掴む
走ったせいか、息が上っている。呼吸を落ち着かせながら一護に問いかけた
「な…なぜ逃げる！何が…」
「…ねぇんだよ」
いつもの彼から想像できないくらいの震えた声であった
「虚でも何でもねぇんだよ…！」
「おふくろを殺したのは…」
「…俺なんだ……！！！」
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菊春 - もやしさん» ありがとうございます！！続き頑張らせていただきます！！ (2022年11月6日 9時) (
レス) id: b382f7d8ff (このIDを非表示/違反報告)
もやし - とても面白いです！！続き待ってます！！ (2022年11月5日 14時) (レス) @page5 id: 2aa5ee0a9a (このIDを非表示/違反報告)
菊春 - ななりさん» 初めまして、ありがとうございます！面白いと言っていただきありがたいです！頑張らせていただきます！ (2022年11月1日 19時) (レス) id: b382f7d8ff (このIDを非表示/違反報告)
ななり(プロフ) - はじめまして！とても面白くてお気に入りに追加させていただきました！更新楽しみにしてます!! (2022年11月1日 13時) (レス) @page5 id: 40f404ad6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菊春 | 作成日時：2022年10月11日 17時
