6話目。 ページ7
＊休日＊
A母『Aー？ちょっと隣町まで用事頼まれてくれない？』
『うん、いいよー。』
＊駅のホーム＊
これで彼がいるホームだったら良かったのになぁ。
初めて声をきいた日から1週間。
特に変わったことはなくいつも通り彼の姿を見つめてるだけ。
一回声をきいちゃうともう一回ききたい、なんて思うのはなんでだろう。
＊電車の中＊
〈次はー…駅ー。〉
『…あ！！！！』
彼だ。
間違いない。
私が座ってる席のすぐ近くまできた。
いつもプラットホーム越しに見る彼がこんなに近くにいる。
『嘘みたい…。』
思わず声がでた。
きれいな赤髪、整った顔。
こんなに近くにいるなんて…。
ほんと、夢みたい。
テニスバッグを持って何人かと扉の近くに立って話してる彼。
テニス部なんだ…。
赤也『今日の練習試合疲れたっすねー！』
あ、練習試合…。そういうことか。
ていうか会話がバッチリ聞こえるじゃん。
丸井『そぉか？つーか腹減った。ジャッカル、ガム。』
ジャッカル『ほらよ。』
丸井『サンキュー♪』
彼の声。
やっぱりカッコいいな。
今のサンキューの声かわいいし。笑、
この前より全然声が近くできこえる。
ていうかガム好きなんだ。
よし、覚えとこ！
あぁどうしよ。私、今絶対顔赤い。
仁王『ブンちゃんはほんとよく食うのぅ。見ててこっちが食欲なくなるぜよ。』
丸井『うるせー！』
ブンちゃん！？！？
彼の名前だよね…。あだ名！？
ブンちゃんって言うんだ…。
真田『おい！静かにせんか！周りに迷惑だろう！』
丸井『へいへい。』
へいへいだって。笑、なんかかわいいな。
仁王『わかっちょるよ。』
〈次はー…駅ー〉
あ、私が降りる駅だ。
嘘でしょ、ここで降りるの！？
名前も知れたし声もたくさんきけたのに…ここで降りるなんてもったいない！
でもお母さんから頼まれた用事だし…。
丸井『あ、俺用事あるから次で降りるわ。』
赤也『そうなんすか？』
柳生『では、また明日ですね。』
丸井『おぅ。』
えっ？
降りるの！？
同じ駅で！？
絶対今、顔にやけてるよ…。
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丸井しぃ - じゅうぶん ブンちゃんもカッコいい！ (2014年7月29日 14時) (
レス) id: 978f32a8fc (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 夕崎涼さん» 何か仁王くんがカッコ良くなっちゃうんだよねwwブンちゃん頑張ろw (2014年4月13日 14時) (レス) id: 98e075a634 (このIDを非表示/違反報告)
夕崎涼(プロフ) - いやいやブンちゃんをカッコよくしろよww (2014年4月13日 14時) (レス) id: 86e0ac0870 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 夕崎涼さん» だろぃ？←仁王くんカッコ良くしちゃうぜ笑、 (2014年4月12日 22時) (レス) id: 98e075a634 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 詐欺神さん» 私もゆっきー好きです！ていうかみんな好きです←私でよかったら書かせてもらいます（≧∇≦） (2014年4月12日 22時) (レス) id: 98e075a634 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおい | 作成日時：2014年4月3日 2時
