33話目。 ページ34
＊学校＊
友達『Aってさ、浅野くんと付き合ってんの？』
放課後、友達と話してたら突然言われた。
『まさか笑、なんで？』
友達『いっつも一緒に帰ってるし、』
『家が近いからね。』
友達『学校でもよく一緒にいるの見るよ。』
『ただの仲のいい友達だって。』
浅野くんと一緒に帰るようになってから2週間。
たしかに前より浅野くんとは話すようになったし、仲もよくなった。
浅野くんといると落ち着くし、楽しい。
でも、その気持ちは最低だ。
友達『ってことは丸井ブン太のことはすっきり諦めたんだ？』
『それは、『Aー、帰ろうぜー。』』
友達『おっ、おむかえか！じゃあ私も帰るね！バイバーイ！』
『あ、じゃあね。』
…言いそびれちゃった。
まぁいいか。
＊帰り道＊
浅野『なぁ、お前好きな人とかっている？』
『えっ？…わかんない。』
ブン太くんの顔が思い浮かんだ。
ブン太くんのことは好きじゃない。
好きだけど、好きじゃない。
ブン太くんは「大切な人」だ。
浅野『ふーん。』
『浅野くんは？』
浅野『俺？俺はお前。』
『……はっ？』
浅野くんが私を指差す。
いきなりすぎて意味がわからない。
浅野『あれ？気づかなかったか？俺けっこうアピールしてたんだけど。』
『全然……。』
浅野『じゃあ今知ったってことで。笑、』
『……。』
浅野『？どーした？』
『いきなりすぎて頭がついていかない……。』
これって告白だよね？
浅野『あーわりぃ。笑、でもお前が俺のこと好きじゃないのは知ってるから。』
『えっ？』
浅野『だから付き合うとかは別にいい。ただ、一緒にいたいだけだから。』
『……。』
浅野『前にさ、お前、俺と一緒にいると落ち着くって言ってくれたじゃん。
それでいいから。俺と一緒にいる理由は。
だから付き合うとか関係なく一緒にいてほしい。』
『浅野くん…。』
違う、違うんだよ。
私があなたと一緒にいる理由はもっと最低な理由なんだよ。
浅野くんといると落ち着くし、楽しい。
そう言ってるのはグリーンアップルの匂いといたずらっ子のような笑顔が好きだから。
結局、ブン太くんの影を追ってるんだって最近気づいた。
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丸井しぃ - じゅうぶん ブンちゃんもカッコいい！ (2014年7月29日 14時) (
レス) id: 978f32a8fc (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 夕崎涼さん» 何か仁王くんがカッコ良くなっちゃうんだよねwwブンちゃん頑張ろw (2014年4月13日 14時) (レス) id: 98e075a634 (このIDを非表示/違反報告)
夕崎涼(プロフ) - いやいやブンちゃんをカッコよくしろよww (2014年4月13日 14時) (レス) id: 86e0ac0870 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 夕崎涼さん» だろぃ？←仁王くんカッコ良くしちゃうぜ笑、 (2014年4月12日 22時) (レス) id: 98e075a634 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 詐欺神さん» 私もゆっきー好きです！ていうかみんな好きです←私でよかったら書かせてもらいます（≧∇≦） (2014年4月12日 22時) (レス) id: 98e075a634 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおい | 作成日時：2014年4月3日 2時
