31話目。 ページ32
＊学校＊
友達『ねぇ、最近あんた学校くるのギリギリじゃない？』
『うん。』
友達『今までそんなことなかったのに……なんで？』
『前が早すぎたの。それにちゃんと間に合ってるよ。』
友達『……ふーん。』
ブン太くんと会わなくなって1週間。
前よりずっと登校時間が遅くなった。
ていうか、今までが早すぎたのかも笑、
…電話もメールもしてない。
でも、伝えたいことは伝えたから大丈夫。
いきなり避けて、ブン太くんを傷つけたかもしれない。
だから一通だけメールした。
「ごめん。」って。
それで、終わり。
もう会うことはないと思うし、会ったとしてもむこうは私の顔を忘れてると思う。
一生で一瞬の恋だったな。
あぁ、幸せだった。
『よしっ！』
友達『ど、どうしたの？』
いきなり席を立った私に友達がびっくりした声をかける。
『あ、ごめん。笑、ただ気合いいれたくなっただけ。笑、』
思い出はさんざん振り返ったし、もう何も思うことはない。
とりあえず今は、新しいスタート地点？に立ったつもりで。
今できることをやる。
＊放課後＊
友達『A、呼んでるよ。』
『えっ？あ、浅野くん。』
扉のほうを見ると隣のクラスの浅野大樹(あさのだいき)くん。
浅野くんは家が近いこともあって、前から少し話したことはあったけど特に親しい関係じゃない。
だからいきなり教室を訪ねてくるなんてめずらしい。
『どうしたの？』
浅野『お前、今日委員会ってこと忘れてね？』
『……あ！』
そういえば今日は委員会の日だった。
すっかり忘れてたよ。
浅野『まったく…ほら、いくぞ。』
浅野くんが私の手をひっぱる。
『うん。……でも何で委員会なんて浅野くんが知ってるの？』
浅野『バカ、俺とお前は同じ委員会だっつーの。』
『えっ？そうなの？』
浅野『嘘に決まってんだろ。先生に頼まれたんだよ。』
『なんだ。笑くだらない嘘つかないでよねっ！』
浅野『はは笑、いくぞ。』
浅野くんに委員会がやっているだろう教室に連れていかれる。
浅野くんが私の少し前を歩く。
甘い匂いがする。
『浅野くん、何か食べてるの？』
浅野『飴なめてるぜ。お前も食う？』
浅野くんから匂ったのはグリーンアップルの匂い。
久しぶりの匂い。
すごくいい匂いだと思った。
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丸井しぃ - じゅうぶん ブンちゃんもカッコいい！ (2014年7月29日 14時) (
レス) id: 978f32a8fc (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 夕崎涼さん» 何か仁王くんがカッコ良くなっちゃうんだよねwwブンちゃん頑張ろw (2014年4月13日 14時) (レス) id: 98e075a634 (このIDを非表示/違反報告)
夕崎涼(プロフ) - いやいやブンちゃんをカッコよくしろよww (2014年4月13日 14時) (レス) id: 86e0ac0870 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 夕崎涼さん» だろぃ？←仁王くんカッコ良くしちゃうぜ笑、 (2014年4月12日 22時) (レス) id: 98e075a634 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 詐欺神さん» 私もゆっきー好きです！ていうかみんな好きです←私でよかったら書かせてもらいます（≧∇≦） (2014年4月12日 22時) (レス) id: 98e075a634 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおい | 作成日時：2014年4月3日 2時
