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青鯖 ページ32

俺はある路地裏に居た
すると、足音が近づいてくる


太宰「中也が私を呼ぶなんて珍しいじゃあないか」

中原「うるせぇ!」

Aの事を相談できる奴は誰かと考えた結果、
皮肉なことにコイツぐらいしか頭に浮かばなかった。

太宰「それで?要件はなんだい?」


俺はAが記憶の一部を無くした事を話した


太宰「成程ねえ……それじゃ、私はこれで」

中原「オイ待てぇ!」

太宰「なんだい中也
  私だって忙しいのだよ」

中原「手前は何時もサボってるだろ!」

あははと笑っている太宰
コイツを今すぐ殴りてぇ…

太宰「ほらほら人に物を頼むときはどうするんだっけ?」

わざとらしく大きな声でそう言うと
コイツは俺の方へ近づいて見下ろしてきた

中原「っ……何、とかしてくだ、さい…」

太宰「よく出来ました!」

二度とコイツに相談なんかするかと
心に誓った






ーーーーーーーー





私はエリス嬢に言われてケーキを買いに来ていた
心配だからといっちゃんまでついてきた。

『このくらいで十分かな』

甘い匂いが香り、本音を言うと今すぐ食べたい。

樋口「美味しそう〜…」

いっちゃんは目を輝かせてケーキにうっとりしていた
こんな顔は芥川君くらいにしか見せない

芥川君の何処が良いんだろうか…
まあ顔とかは整ってるけど

?「楽しそうだね」

ふと後ろから聞き慣れた声がした

『太宰さん!?』

やあ、と笑顔で私を見た

太宰「折角会ったんだ。
  少し話でもしないかい?」

『い、いいですけど、いっちゃんは?』

私がそう言うと太宰さんはいっちゃんの方へ行き、何か伝えた
いっちゃんはコクリと頷き、私を見た

樋口「私は先に帰ってるから二人でお茶しなよ。」

笑顔でそう言った後、すたすたと行ってしまった。

太宰「それじゃ、Aちゃん。」

太宰さんは私に向かって自分の手を出してきた。

その後の言葉に私は耳を疑った



















_____太宰「私と逢引しよう」

記憶→←何時も



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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 中原中也 , 文スト   
作品ジャンル:恋愛
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雷牙 - 作って頂けると幸いですが無理はなさらない様お願いします (4月15日 21時) (レス) @page38 id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
黒崎百合(プロフ) - え、続き、作って頂けるんですか!?即答するレベルで見たいです!!! (11月19日 1時) (レス) @page38 id: 4f63239270 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 冬花(プロフ) - subari0417さん» いえいえ! (8月27日 0時) (レス) id: b2b1031b4f (このIDを非表示/違反報告)
subari0417(プロフ) - 翡翠 冬花さん» 教えて頂いてありがとうございます!これからも頑張ります! (8月26日 23時) (レス) id: 2b937a7751 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 冬花(プロフ) - オリlフラ立っちゃってます!(話大好きです、これから頑張って下さい!) (8月26日 23時) (レス) id: b2b1031b4f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すばり | 作成日時:2023年8月22日 18時

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