人嫌いな彼女【中原中也】

未だに ページ18

朝起きて

ご飯食べて

着替えて

出勤する



ポートマフィアへ来てから4年たった。
今の私は20歳
私は紅葉さんと中也さんの推薦で幹部まで上り詰めた。
太宰さんは消えて、探偵社に入ってしまったけれど。

ポートマフィアの人は好きになれた。

しかし、未だに私は







好きな人に告白出来ていない………！







『どうしよう〜！いっちゃん〜！』

樋口｢それもう100回は聞いた｣

『えぇ〜………』

最近ではいっちゃんこと、樋口一葉さんに恋愛相談を
よくするようになった。

中原｢相変わらず仲がいいナァ手前らは。｣

ちゅ、中也さんだ…
何で今のタイミングで来るんですか……！










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『どうしよう〜！いっちゃん〜！』

鈴のような可愛らしい声だなぁ
そんなことを思いつつ、毎日の日課でもある
Aの恋愛相談の相手をする。

面倒くさいのは確かだ。
でも、面倒くさくても憎めない。
彼女は私のポートマフィアでの唯一の友達だから

樋口｢それもう100回は聞いた｣

『えぇ〜………』

中原｢相変わらず仲がいいナァ手前らは。｣


中也さんが来るとAの顔は少し紅くなる。
(もう付き合えよ！)


エリス｢A！｣

『エリス嬢！どうしましたか？』

エリス嬢は何故かAに懐いている。
首領には冷たいけど。

エリス｢一緒に買い物へ行きましょ！｣

『でしたら首領と行かれては？』

エリス｢リンタロウは面倒くさいからやなの！
　 ほら！行きましょ！｣

『えっ！ちょっと！』

まあこうなるよなぁ……

樋口｢で、中也さんは告白、まだしないんですか？｣








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Aに一目惚れしてから4年がたつ

勿論、沢山アピールもした。
が、
天然すぎて気付かない……！
いや、そこも良いんだが……

樋口｢で、中也さんは告白、まだしないんですか？｣

樋口がニヤニヤしながら聞いてくる。

中原｢うるせえなぁ…！｣

樋口や姐さんのような女性陣にはからかわれる。
2年前に好きだと言ったが、
『はい！私もポートマフィアの人は皆大好きです！』
なんて言われた。

ったく。
アイツはどうすりゃ俺のもンになるんだよ…

中原｢ん…？A、出掛けるって言ってたよな？｣

樋口｢？そうですけど？｣

中原｢っ！まずい！アイツが行けば一般市民に被害がでるぞ！｣

アイツは人が嫌いだ。
前にAが出掛けたときに店員を睨みつけて
殴り殺そうとしたことがある。

早く止めねぇと…！

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