[短編集]文ストのキャラと仕事をしませんか？【文豪ストレイドッグス】

初めてのコンビ【太宰治(探偵社ver)】1 ページ2

貴方side


どうして、こうなった。


太「ねぇ、Aちゃん。」


横を歩く太宰が私を呼ぶのを無視する。


貴「・・・」


太「ねぇってば、もう無視しないでよ〜酷いよ〜」


酷いのはアンタと組まなきゃいけなくなった運命だよ！！

と叫びたい。


〜数分前〜


福「桜庭、依頼が来ている。護衛を頼みたいようだ。」


貴「了解です。では、潤一郎を連れていきますね。」


福「待て。谷崎ではなく、太宰といってもらう。」


貴「...は？」



正直、言って太宰は苦手だ。


いつも、独歩を見ているとコイツとだけはコンビになりたくないと思っていたのに...


独歩には、ドンマイという視線を送られた。


ドンマイ...じゃねぇよ！助けろよ！


抵抗はむなしく、太宰と組むことになった。


〜そして今〜


貴「あぁもう、何？」


太「いやね、こうやってコンビを組むのも何かの縁だし、一緒に心中するのはどうかと思ってね。」


貴「アンタの趣味に私を巻き込まないで！」


太「えー、つれないなぁ。ほら、あの川とか良さそうだよ。」


貴「勝手に1人でﾀﾋんどけ！！」


そうこうしているうちに依頼人の下に着いた。


コンコン


ドアをノックすると


依「武装探偵社の方ですね。どうも。」

依頼人が出てきた。


どうやら、彼はビジネスの際にマフィアの傘下の会社と揉めたらしい。


それにより、マフィアに命を狙われているらしい。


貴「では、精一杯護衛させていただきます。」


依「あぁ。よろしく頼むよ。」


太「危ない！！」

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