幸せになるまでのお話

死ぬと生きるか ページ10

貴 「ふわぁぁ、おはよう〜。って誰も居ないんだったね！！」

私の名前は真神A！、訳あってこんな変なぐにゃんぐにゃんって今にも崩れそうな変な所に居るよ！！

？ 『此処はあの世とこの世の間とでも云いましょうか』

おっ！？、何かどっからか声が聞こえたよ！？

凄いよ！！

貴 「ねぇ貴方誰！？、天使！？、悪魔！？、女神！？」

？ 『貴方は空っぽだ、長い間空っぽの言葉を喋って自分が何に頑張ってるのか分からなくなっている』

え・・・

貴 「アハハッ、何云ってるのか分からないなぁ！」

？ 『現実から逃れるのも向かうのも自分次第。時間が在りません。貴方は生きたいですか？、死にたいですか？』

生きたいか、死にたいか

この人天使か悪魔どっちなんだろう！？

でも私は・・・

貴 「帰ったら皆私に又酷い事云う、だから帰りたくない。だけど皆と一緒に過ごしたいって思う私が居るの・・・。如何したいんだろうね、私は」

きっと私は今凄い疲れた様な顔して笑ってるんだろうなぁ

？ 『あの世に行くかこの世に戻るかは貴女次第です。貴女は未だ生きれる、多くの自 殺者はあの世行きを云いますが貴女は如何しますか？』

貴 「そっかぁ、私も自 殺者に含まれるんだね！、じゃあ太宰さんも此処に来た事あるの！？」

何時も自 殺未遂してるしね！

？ 『太宰治と云う方はあの方は此処に来る前に何らかの形でこの世で目を覚ましております』

うわぁ、太宰さんに生きる運命がガチガチに巻かれてるね！

貴 「じゃあさじゃあさ！、誰も居ない時に目を覚ます事って出来る！？」

？ 『可能ですよ』

貴 「じゃあ誰も居ない時に目を覚ませて！、だから私はこの世に戻るよ！」

皆の処に戻らなくても別の処でやり直せるからね！！

？ 『分かりました』

あれ？、何か眠気が・・・

？ 『貴女が次来る時は此処ではなくあの世で会える事を期待していますよ』

あの人の声も聞こえなくなって・・・

？ 『私の名は＿＿＿＿』

御免、聞こえないや

でもこの世に帰らせてくれて有り難うっ





貴 「又会おうね！」

精一杯の声を出してあの人に伝えた。

何か微笑んでた気がするよ！？、綺麗だった！

綺麗になった髪→←返答なし

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