幸せになるまでのお話

返答なし ページ9

宮沢 「Aさん来ましたよ！！」

扉を開けると『真神A様』と云うプレートが一瞬飛び跳ねた事を僕は知らない。

僕は椅子に座ると何時もはAさんにだけ見せない笑みを浮かべAさんを見ていた。

今まで笑顔を向けられなかった人が其の笑みを浮かべたら何か裏があると疑うのが道理だって事は僕だって分かってます！

だけど僕はAさんに笑い掛けたかったです！

貴 「・・・」

返事もしてくれないのは辛いですね・・・

宮沢 「Aさん、僕って何故かAさんの前じゃ何時も素っ気なくなるんですよね、何ででしょう？」

僕の疑問に答えてくれる人は此処にに居ない、此の病室には僕と眠っているAさんだけだから。

宮沢 「そういえば今日はあの日Aさんと行っや牛丼屋さんに行きましたよ！

矢っ張り彼の牛丼屋さんは美味しいですよね！

又行きましょう！、だから早く目を覚まして下さいね！」


僕は面会時間が終わるまで極力笑顔で眠っているAに話し続けていた。

寂しいです・・・

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