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もう此れで引き返せないから ページ35

ポートマフィアの首領(ボス)が来てから何日位経ったんだろうね!

あの日は私が行かないでって泣き喚いたからあんな事になった。

中也には本当に申し訳ない事をしたなぁ

まあ今も中也は任務には行ってないんだけどね

でも紅葉の姉さんっていう人には謝罪メール出しといたよ!

御免ねって!

そして何時も通りの日々を過ごしているよ!

中原 「A、今度は此れやるぞ」

貴 「おっ!、パズルゲームかぁ、私負けないよ!」

中也に過去の事がバレる事を考えていると関係のない探偵社の皆の事を思いだした。

皆の中に私は居なくて凄く楽しそうに話していた。

貴 「私は確かに其処に居たのに・・・」

中原 「・・・探偵社に戻りてぇか?」

戻りたくないって云ったら嘘になる

貴 「私は・・・」

中原 「怖い怖くない抜きで答えろよ」

もうとっくに自分の心に向き合ってはいたんだ

だけど怖いとかっていう感情が如何しても離れなかった。

貴 「帰りたいっ、帰りたいよっ!」

中原 「なら___」

貴 「だけどっ!」

私は中也の声を遮って大声を上げた。

貴 「私は笑顔の出し方を忘れてしまったんだ!」

笑みは極普通に楽しかったりとかしたら感情に作用して出て来る

だけど長い間探偵社の皆に空っぽの笑みを浮かべていた私は笑みの出し方を忘れてしまった。

中原 「は・・・?」

貴 「御免、もう私は中也とは居られない、だから中也」

中原 「おい、手前真逆っ!」

御免、御免ね中也

もう此れで引き返せないから中也に伝えなくちゃ

私は中也を抱き締めると耳元で「有り難う」そう云うと中也を突き飛ばした。

そして中也の家から飛び出た。

嗚呼、涙が止まらないや

貴 「楽しかったよ

さようなら、有り難う中也」


その瞬間中也の家に黒服が突入した。

私は中也から私が見えなくなったであろう瞬間を見計らって走って逃げた。

貴 「うっ、うあっ、うわああああぁぁぁぁっ!」


私はもう此処が何処なのかと云う事も忘れて泣き喚いた

アハハッ、笑えないや!



もう、笑えないよ・・・っ!!

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もっち - もう意味わからんくらいに泣きました良作品ありがとうございました (9月30日 0時) (レス) @page46 id: 8abd05d020 (このIDを非表示/違反報告)
夢菜 - もう物理的に心が傷んでやばかったです!号泣してティッシュ無くなりました! (7月27日 12時) (レス) @page46 id: d976c5d16a (このIDを非表示/違反報告)
アスパラガス - ベットの上で読んで、大号泣しました…すごいいい話でしたね!ティッシュもハンカチも無くて、枕がずぶ濡れなんですが!? (2022年5月23日 1時) (レス) @page46 id: 3c601836b6 (このIDを非表示/違反報告)
エイリス - やばい涙がやばかったです!ポケットティッシュめちゃくちゃ使いました! (2022年3月21日 8時) (レス) id: 6d08cb1905 (このIDを非表示/違反報告)
黒芹(プロフ) - 観覧ありがとう御座います!、そこまで泣いてくださって嬉しい?です! (2019年5月29日 15時) (レス) id: e1a12d6e15 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒芹 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=huzisamaLOVE26  
作成日時:2017年1月5日 13時

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