幸せになるまでのお話

あの噂 ページ34

森 「やあ中原くん、そしてAちゃん」

中原 「Aに何か用ですか」

大事そうにAちゃんの前に出ちゃって

森 「用があるのは君だよ、中原くん

君は任務を投げ出してこんな場所で何をやっているのかね？」

家にAちゃんを置いておくならまだしもこの三日間任務もしないで

何も答えない中原くんの前にAちゃんが出た。

この子は私も聊かの興味がある、あの噂が本当なのかというのもね

貴 「中也は私と一緒に居てくれただけだよ！、中也を責めないでっ！」

森 「責めてはいないよ、ただ任務を投げ出してどれだけの損が出たか分かるかい中原くん

君が任務を投げ出した事でもう一つの任務に後れを取った。此れは許されるべきものじゃないよ

任務に行きたまえ中原くん」

中原 「・・・厭です」

おや、中原くんが私に楯突くなんて初めてだねぇ、此の少女は本当に凄い

中原くんを此処まで云わせるなんて、だが駄目だ

森 「任務に行け、中原くん」

中原 「っ！・・・厭、です」

貴 「中也を、虐めないでえええっ！！」

私はAちゃんが投げてきた机等を避けた。

・・・力持ちだね

其れに恐怖を全く感じてないなんて

森 「中原くん、早く現実に戻ると善い」

森 「ポートマフィアに誘った返事何時でも待ってるよ、エリスちゃんも君とお話ししたいって云ってたからね」

この子は自分の中に眠る力を無意識に制御しているみたいだね

嗚呼、この子は本当に面白い

もう此れで引き返せないから→←全て私のせい

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