幸せになるまでのお話

背中合わせ ページ25

太宰 「やあAちゃん」

貴 「こんにちわ！、太宰さん！！」

今日は太宰さんかぁ、皆暇人なんだね！

あ、背中合わせで芝生に座った！

太宰 「中也の家で一人は退屈じゃないかい？」

貴 「そんな事ないよ！、向こうよりずっと楽しいかも！」

そう、中也の処はは余りにも楽しすぎるんだ。

探偵社に戻ったらきっと皆が私に悪口云ってくるもんね！

太宰 「やり直す事は出来ないのかい？」

貴 「無理です！」

其れにこうなるまで追い詰めたのは誰だっけ？

まあそんな事云ったって・・・

太宰 「済まなかったっ、私達はとんでもない事をしてしまった。君が居なくなって私の隣の席は冷たいんだよ

君の足要らないって云ったのあれは唯の八つ当たりだ。あの時はAちゃんを守れなくて御免

守ってくれて有り難う。Aちゃんの足綺麗だよ」

そう云うと太宰は公園から去っていった。




貴 「“有り難う”だなんて云われて私の心が温かくなったのは気のせいかな・・・？」




僕 『気のせいだよ』

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