幸せになるまでのお話

本当の気持ち ページ23

貴 「何処かで貴方が笑った気がしてた あの日見たあの笑顔で だけど君はもう居ない＿＿＿」

私がベランダで見上げながら歌を歌っていると太宰さんが声を掛けてきた。

嗚呼、又来たんだ。

太宰 「真神がそんなに＿＿＿痛っ」

国木田 「素直になれ太宰っ！」

？？如何したのかな〜？

太宰 「分かってるよ国木田くん、Aは歌が上手かったんだね」

貴 「そんな事ないよ！、私は歌うのも喋るのも下手くそなの！」

そう、私は歌うのも喋るのも下手っぴな私！

皆は私を必要としてないはずなのに何で今日も此処に来たんだろう？

意味分かんないよね！、私も分かんない！

ナオミ 「Aさん、ちゃんと謝りたくて又来ましたの

他の皆がAちゃんに酷い事云っていたのに止めてあげる事が出来なくて・・・」

「「「本当に済まなかった/御免なさい」」」

もう止めてっ

昨日だって変なのが口から出そうだったから追い返したのに何で又同じ事を繰り返そうとするの？

ねぇ、今私凄く胸(ここ)が痛いんだよっ！

貴 「皆はさ、知ってる？。言葉はさ、人を殺せるんだよ・・・。

私苦しかったっ、最初は私に何かいけない処があるのかもしれないって思った

だけど探しても探しても見つからないっ、私莫迦だからっ

もう分からなくなっちゃったんだ、もう私が何に頑張ってるのか何に笑ってるのか分からなくなっちゃたんだよっ！！

もう疲れたんだ、私は此の場所に来て安心できた。

なのに皆が来るから苦しいっ！、もう訳が分からないよぉっ！！」

珍しいな、私がこんなに叫ぶなんて

今日の夜はあの場所に中也に会いに行こ・・・

あ、そっか。

此処は中也の家だったね、アハハッ

何か皆驚いた顔してる、でもまあどうでも良いや


貴 「若し此れからもこの家に来るつもりなら此処に連絡して近くの公園で話そう！、でも誰か一人で来てね！、私しょーとくたいし？じゃないからね！」

嗚呼、私はちゃんと笑えているかな？









聖徳太子＿＿十人以上の者達の話を聞き返答したと言われている

距離→←帰りたくない

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