無残な現実 ページ21
ピンポーン
貴 「あ！、皆お早う！、皆で来るなんて如何したの〜？、ハッ！、真逆真の異能力を試そうと！？」
Aは明るい笑顔で一人で会話している姿を見て安堵したが直ぐに自分達が中原の自宅に来た事の目的を思い出して皆頭を下げた。
「「「済まなかった/済みませんでした/御免」」」
貴 「皆如何したの〜？、皆謝る様な事してないよ！」
Aは心配そうな笑みを浮かべると探偵社一同は頭を上げた。
中島 「しました。僕達はAさんに酷い事云ったり酷い態度を取ったりしました」
太宰 「其れは決して許される事では無い」
国木田 「許してくれなんて云わない」
貴 「皆はさ、本当は許して欲しいんじゃ無いの？
私を傷付けたという苦しみや後悔から解放されたいだけじゃないの？
皆は自分の罪から逃れたいだけだよね！、私が帰ってきて欲しいとは思ってない！！」
探偵社員の者達にはそういう感情が少なからず在り彼女の云う事には一理あった。
事実をあんな満面の笑みで云われては探偵社の一員も真実から逃れる事は不可能だ。
谷崎 「そんな事はないよ・・・」
貴 「在るよ、私は神じゃないから皆の罪を許す事は出来ない、でもそのせいで皆が気持ち良く日常を過せないなら私が許すよ！
だからもう皆は私と云う重荷が居なくなって楽しく何時もの日常が過せるよ！」
Aは満面の笑みを崩す事なく云うとお昼を温めてるのを忘れてたと云い玄関を閉めて戻ると探偵社の者は呼び止める事はなかった。
貴 「帰りたくないって思うのは私がもう探偵社の皆を少なからず好きじゃなくなったからだからかな！」
Aはレンジから昼食を取ると頬張って作り笑顔じゃなく普通の笑みを浮かべていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 330人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もっち - もう意味わからんくらいに泣きました良作品ありがとうございました (9月30日 0時) (
レス) @page46 id: 8abd05d020 (このIDを非表示/違反報告)
夢菜 - もう物理的に心が傷んでやばかったです！号泣してティッシュ無くなりました！ (7月27日 12時) (レス) @page46 id: d976c5d16a (このIDを非表示/違反報告)
アスパラガス - ベットの上で読んで、大号泣しました…すごいいい話でしたね！ティッシュもハンカチも無くて、枕がずぶ濡れなんですが！？ (2022年5月23日 1時) (レス) @page46 id: 3c601836b6 (このIDを非表示/違反報告)
エイリス - やばい涙がやばかったです！ポケットティッシュめちゃくちゃ使いました！ (2022年3月21日 8時) (レス) id: 6d08cb1905 (このIDを非表示/違反報告)
黒芹(プロフ) - 観覧ありがとう御座います！、そこまで泣いてくださって嬉しい？です！ (2019年5月29日 15時) (レス) id: e1a12d6e15 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒芹
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=huzisamaLOVE26
作成日時：2017年1月5日 13時
