綺麗になった髪 ページ11
僕の目の前で眠っているのは探偵社員であるAちゃんだ。
Aちゃんがこうなったのは僕達が冷たい態度取ったりして追い詰めたからだ。
谷崎 「御免ね」
そう謝ってもAちゃんはきっと許してくれないだろうね
貴 『ねぇ、私の此の髪要らない?』
あの時から少し可笑しいと思ったんだ。だけど僕は何も声を掛けられなかった。
そして僕は・・・
谷崎 『要らないよ』
きっとAちゃんはこの言葉で僕からの傷のとどめを受けてしまった。
谷崎 「Aちゃん、此の短くなった髪は僕が要らないって云ったから?
ねぇ、Aちゃんの髪整えても良いかな?」
僕は「勝手に御免ね」っと、眠っているAちゃんに良いベッドを起こして雑に切られた髪をこの前ナオミが可愛いと云っていた髪型に整えてみた。
谷崎 「うん、綺麗だよ、Aちゃん」
こんな綺麗な髪を要らないだなんて御免
要らないなんてのは嘘だよ、此の綺麗な髪を綺麗じゃないなんて云うわけないじゃないか
Aちゃんが起きたら僕はきっと素直になるよ
そして謝る、許してもらえなくても謝るよ
嗚呼、矢っ張り苦しいね
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もっち - もう意味わからんくらいに泣きました良作品ありがとうございました (9月30日 0時) (レス) @page46 id: 8abd05d020 (このIDを非表示/違反報告)
夢菜 - もう物理的に心が傷んでやばかったです!号泣してティッシュ無くなりました! (7月27日 12時) (レス) @page46 id: d976c5d16a (このIDを非表示/違反報告)
アスパラガス - ベットの上で読んで、大号泣しました…すごいいい話でしたね!ティッシュもハンカチも無くて、枕がずぶ濡れなんですが!? (2022年5月23日 1時) (レス) @page46 id: 3c601836b6 (このIDを非表示/違反報告)
エイリス - やばい涙がやばかったです!ポケットティッシュめちゃくちゃ使いました! (2022年3月21日 8時) (レス) id: 6d08cb1905 (このIDを非表示/違反報告)
黒芹(プロフ) - 観覧ありがとう御座います!、そこまで泣いてくださって嬉しい?です! (2019年5月29日 15時) (レス) id: e1a12d6e15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒芹 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=huzisamaLOVE26
作成日時:2017年1月5日 13時