裏切りは嫌い。 舞々 ページ5
弑做サイド
弑做「守れなかった私を見捨てないで……お願い」
気ずいたら、声に出ていた
伊捺「……ねぇ弑做、私が嫌いなもの知ってる?」
弑做「?」
伊捺が私の頬を両手で包んで静かに言った。
伊捺「それはね、
“裏切り„だよ。
裏切りはね、誰かを見捨てるということなんだ。だから私はそれを嫌うし、私はそれをしない、したくない。
勿論弑做には絶対に。
だからね、弑做は心配しなくていいからね。
元に私は今ピンピンしてるんだから!」
伊捺が、にかっと子供のような、無邪気な笑みを見せる。
私はその瞬間、目から涙が1つ、2つと溢れでて止まらなかった。
ああ、生きているんだ。
元の世界で死んでしまったとしても、いま文ストという世界で二人供生きてるんじゃないか。
この涙はきっと、嬉し涙。あと安心したからだ。
伊捺サイド
弑做の頬を涙が伝う。
ダメだ私まで泣いちゃうよ。
私はぐっとこらえて、弑做の涙をふく。
そしてぎゅっと抱きしめた。
弑做が今ここにいると言う証明がしたかったのだ。
私自身、裏切りを恐れるが故に、人が、怖いのだ。
だから、私はずっと心を閉ざしてきた。
しかし、弑做と言う人物を知って
話して、
私を光の方へ連れていってくれた。
弑做が居たからここまでこれた。
お互いに欠けたところを埋めあった。
その人物とはもう会えないと思っていたのに、あえた。
これ以上に嬉しいことはあるだろうか。そして私は一言、呟いた。
伊捺「ありがとう。」
_________________太・中(私/俺達、空気?)
じゃあ折角だし楽しもっか!弑逆ノ桜→←え、ゴメン色々ショック。弑逆ノ桜
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諸りんちょ☆ - 作者さん同士仲良いですね!弑逆ノ桜さんも舞々さんも可愛らしい、弑逆ノ桜さん大丈夫ですか?? (2020年9月7日 6時) (レス) id: 2d6ee8aecd (このIDを非表示/違反報告)
弑逆ノ桜(プロフ) - 舞々さん» ねえねえ舞……。パスワード忘れてしまったんだが……。 (2020年3月23日 0時) (レス) id: db48fbe297 (このIDを非表示/違反報告)
舞々(プロフ) - 蛍さん» いやぁ〜照れますなあ〜(( (2019年10月6日 22時) (レス) id: 38595924a7 (このIDを非表示/違反報告)
弑逆ノ桜 - 蛍さん» そんなこと……ありますy(( (2019年10月6日 17時) (レス) id: 14722e0f86 (このIDを非表示/違反報告)
蛍(プロフ) - こんな素敵な作品と作者様に出会えた私は幸せ者ですね♪ (2019年10月6日 13時) (レス) id: b6ee0e20db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:弑逆ノ桜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/homupe2019/
作成日時:2019年9月11日 1時