初めましてのメェメェメェ。【文スト 青時代 中原中也】

三十七匹 ページ45

〜首領室〜ノーサイド

とある日、神火はエリスに呼ばれ首領室へとやって来た。

「んえ?呼んだのエリーじゃないの?」

エリスをこんなにも気軽な名前で呼ぶのは彼女くらいだ。

「あぁ。騙すような真似をして悪かったね」
「いんにゃ。別にいいさ。私もおんなじ事をするからね。"一年"もの間来なかったら」

森の笑みが深くなる。

「では、何があったのか答えてくれるね?」
「仕方無いし今回はお詫びとして教えてあげます」

―――――――

〜一方中也〜

「あぁ?!彼奴がいる?」

走り出す。部下から出たその名前は彼を動揺させるには十分だったから。

「やっとか……馬鹿が!!」

―――――――


次回シリーズ
予告『明かされる過去』
　 『そんなの知らない』

―――――――

「ねえねえ中也君!」
「……」
「え、無視?!傷付く」
「お前が名前を君付けで呼ぶのは大体めんどくせぇ事が……」
「おお!よくわかっているね!さすが中也」
「はぁ……」
「と、言うことで、でーととか言うのに行こう!」
「でーと?何だそれ……」
「恋仲がするものらしいよ。何でもお互いで遊んで回るとか……そのまま【ピー】とか?」
「へー。まあ最後の以外なら良いぞ」
「やったぁ!決まりだね」

(うん。意味不だ)

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