★数年ぶりの二人の夜 ページ10
ちょいピンク注意←
Aside
あれから夕方に深月ちゃんが帰ってきたけど、行人が報告書を出したらすぐに帰ってしまった。
4年ぶりに、行人と晩御飯を食べた。
行人の料理はやっぱり美味しくて、頬が落ちるとはこの事だと改めて思った。
そして、夜になった。
風呂も着替えも済ませた私は、とても緊張していた。
『まだしてほしいのなら夜に言え』
行人のあの言葉が忘れられなかった。数年ぶりとあって、会いたかった気持ちは大きくなっていたが、恥ずかしすぎると自分で考えていた。
でも今日はちょっとだけ、甘えたい。
「…行人」
「何だ」
昼のように本を読む行人の、目を見れない。
勿論、当の行人も私の目を見ていない。
少し考えた私は、行人に後ろから抱きついた。
「…!」
「……行人とキスしたい」
42人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
武島排球部員+ - ありがとうございました; すっかり忘れてました(( 次から気を付けます! (2017年6月7日 18時) (レス) id: 97e2b18ddc (このIDを非表示/違反報告)
言刃(プロフ) - 良い作品ですけどオリフラ忘れてますよ! (2017年6月6日 20時) (レス) id: 5a0e5884d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:武島排球部員+ | 作成日時:2017年6月3日 22時