★嫉妬(ツン)探偵 ページ7
Aside
『君が笑っていろ』
行人に言われた言葉。言われずとも笑っている筈なのに…急に恥ずかしくなった。
なんだか目を合わせる事まで恥ずかしくなって、猫と戯れる事にした。
撫でると心地良さそうにゴロゴロと鳴く。
イタリアでも、何度か猫を見ることがあったから猫は好きだ。
私が撫でて喜んだのは猫。
喜ばなかったのは……
「A」
私の服の襟を無理矢理掴み、お互いの唇が一瞬重なった。
私は思わず高速で離れてしまった。
見上げた先には、少し睨んだ行人の顔が。
「な、に、してんの…!?」
するとあの馬鹿扱いの顔が見えた。
「別れ話の相談はされていないが」
行人は………嫉妬したのか?
紅くなったであろう顔を隠す。
「馬鹿辻行人……」
もう一回された。
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武島排球部員+ - ありがとうございました; すっかり忘れてました(( 次から気を付けます! (2017年6月7日 18時) (レス) id: 97e2b18ddc (このIDを非表示/違反報告)
言刃(プロフ) - 良い作品ですけどオリフラ忘れてますよ! (2017年6月6日 20時) (レス) id: 5a0e5884d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:武島排球部員+ | 作成日時:2017年6月3日 22時