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今日は、学校行かな。
昨日休んだしな。
仕方ない。
憂鬱な気持ちを引きずったまま、カバンを準備する。
ピンポーン
龍太か。
ドアを開けると笑顔でおはよう、と言われる。
おはようなんてお母さんと龍太しか俺には言わない気がする言葉やな。
「うん、おはよう」
「今日は大丈夫？」
「おう、行こか」
嫌やな、学校。
でも行かな龍太に心配かけるしな。
お父さんもきっと怒るやろうし。
龍太と話していれば、学校の嫌な事も忘れられた。
けど、学校はすぐにやってくる。
教室に入ると、黒板にはまた悪口を書かれ、机にも落書きされ、いつもと変わらない自分の席があった。
はぁ、
ため息を飲み込んで1人静かに片付ける。
その日、いつもよりもいじめがエスカレートしていた。
廊下でわざとぶつけられたり、ノートを隠されたり、カバンを蹴られたり。
そして放課後、事態が急変した。
帰ろうとした時にクラスの中心的グループから話しかけられた。
要するにいじめっ子たちに絡まれたいじめられっ子状態。
「お前、昨日なんで休んだんだよ」
「…体調崩して」
出来るだけ気に触らないように話したつもりだったけど、いろいろな言いがかりをつけられて、帰ろうにも帰れない状況になってしまった。
「お前のせいで母ちゃん死んだってホントかよ」
そんなんわからん。
遺書もないし。
なんて言うのが正解かわからずに、黙っていると好き放題言われた。
「お前、親にさえも見捨てられたんや」
「誰にも必要とされてないねん」
「お父さんも大変やろな、こんな何考えてるかわからんようなやつ」
「そろそろ存在意義無いこと気付いたら？」
なあ、俺が何したん？
どこで間違えたんかな。
そうや、捨てられたんや。
お父さんもやけに冷たいしな。
いっそのこと、やっぱりお母さんのいる世界に行こうかな。
そんなこと考えてたらいきなり腹部に拳が打ち込まれる。
「うっ…！」
「なんや、生きとんのか。反応ないからこいつも死んだんかと思ったわ」
その一言で彼らはみんな爆笑しだした。
「こいつ、やりようによってはおもろいな」
「せやな、使えるわ」
ほら立てよ、と強引に胸ぐらを掴まれて立たされる。
人に見つからないようにとトイレに連れていかされ、さんざん殴られた。
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はる。(プロフ) - 山田さんちのきりたんぽさん» これ以上ないほどのお褒めのお言葉、本当に嬉しいです！心より感謝しています！ (2018年3月27日 8時) (
レス) id: 288b74a3e8 (このIDを非表示/違反報告)
山田さんちのきりたんぽ(プロフ) - はる。さん» なんか、同じようなコメントばっかりですみませんm(_ _)mでも、ちゃんと心は込めているので、お許し下さい(>_<)私、室龍太くんが大好きなので、はる。さんの作品を読むとキュンキュンします！！ (2018年3月26日 22時) (レス) id: fd80dbcfbc (このIDを非表示/違反報告)
はる。(プロフ) - 山田さんちのきりたんぽさん» この作品にもコメントありがとうございます！本当に嬉しいです！励みになりました！今後ともよろしくお願いします！ (2018年3月26日 22時) (レス) id: 288b74a3e8 (このIDを非表示/違反報告)
山田さんちのきりたんぽ(プロフ) - この作品、とても面白いです！これからも更新頑張って下さい(*^_^*) (2018年3月26日 20時) (レス) id: fd80dbcfbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる。 | 作成日時：2017年12月8日 18時
