【おそ松さん×文スト】むつご弟子入り計画！in探偵社

入社試験(？) ページ9

落ち着け…！落ち着くんだチョロ松……！！

そして考えろ！どうしたらあの爆弾のスイッチを押させずに女の子を取り戻せるかを！！

………………。

……思いつかない…………。

トド松)｢ちょっとチョロ松兄さん？何ぼっと突っ立ってんの！？あのメガネ説得させなきゃ！｣

そう言って弟達の和に入り覆面男にDT卒業の交渉を押し付けている。きゃるんの顔で。覆面男は覆面をしてても分かるくらい引いている。確実に引いている。

いや、流石にその説得は無理だろ…相手を選べよ……

……………………待てよ。『相手を選ぶ』……！？

チョロ松)｢ああああああ！！｣

トド松)｢うわぁぁぁああ何！？いきなり叫ばないで気持ち悪い！｣

チョロ松)｢……とりあえず皆こっちに来て。今から僕が思いついた作戦を話すから。｣
ーーーーーー
十四松)｢ねーねー！チョロ松兄さん！！僕が２人いるよー！！なんでですかー！？｣

チョロ松)｢十四松あれはね、覆面男に僕の異能力で十四松の『映像』を見せているんだよ。だから今覆面男は僕達がここにいることに気づいていないよ。｣

十四松)｢あっはは！よくわかんないけどすっげぇ！！｣

カラ松)｢んで、perfectな作戦てのは何だい？｣

チョロ松)｢別にパーフェクトなんて言ってないけど。まずは、僕が皆を隠す。ここで一松兄さんはとりあえず女の子を取り戻す。｣

一松)｢な、なんで俺…！……まぁ、いいけど。｣

チョロ松)｢一松が猫化することで足に肉球が出来るでしょう？それで足音を消すことが出来ると思ったんだ。そしてその後、トド松の異能力を使って｣

トド松)｢斬るの！！？？｣

チョロ松)｢流石に斬らねぇよ！！刀を喉の所まで持ってきて脅す感じにする。わかる？｣

トド松)｢まぁ、やってみるよ。｣

チョロ松)｢そこでだよ。切羽詰まった覆面男は確実にボタンを押すだろう。でも慌てなくていい。カラ松。出番だよ。｣

カラ松)｢フッ……俺の時代か……セラヴィ！俺に注ぎ込むこのスポットライトが眩し｣

チョロ松)｢それ。それやって。｣

カラ松)｢……ンン？｣

チョロ松)｢覆面男がボタンに指を触れた瞬間になんか喋って。『触れた』瞬間だよ。『押す』瞬間じゃない。カラ松に俺らの命かかってるから。｣

トド松)｢なるほど！カラ松兄さんのイッタい発言に唖然としている隙をねらうんだね！｣

チョロ松)｢…………と、言いたいところだが。トド松。相手は唖然とはしないよ。｣

続きます

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