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机の上に鍵と付箋を置く




誕生日って事気づいてくれたんや






Aの字をなぞる






すぐ電話をかけようと思ったけど、今日が終わるまで長く話したくて先に風呂に入って着替えた




歯を磨きながら明日の予定を確認する






明日はCM撮影か




Aに会える








口を濯いで時計を見るとちょうど22時





Aに電話をかけると、待っていたのかすぐに出てくれた






『もしもし』



「もしもし?遅なってごめんな」



『ううん、仕事で疲れてるのに電話してくれてありがとう

どうしても今日声聞きたくて...』






どうしよう、むっちゃ可愛い


誕生日やから、どうしても今日声聞きたかったってむちゃ可愛いない?






「なぁ、テレビ電話にしてもええ?」




どうしても顔が見たいから





『えっ!...いいけど、すっぴんだしパジャマだから恥ずかしいかも』




「もう昨日も見てるし大丈夫やで

じゃあ切り替えるで?」




『う、うん』






テレビ電話に切り替えると、Aが恥ずかしそうに前髪を整えている





「そんな隠さんでも可愛いから大丈夫やって」





俺さっきから可愛いってむっちゃ言うやん


でもA見てたら自然と思ってしまうんよな





Aは、もー!と言いなが顔を真っ赤にしている






「連絡くれて嬉しかったわ

鍵とメッセージもありがとう。


なんか、こういうの照れくさいな

でもほんまに嬉しかった」





鍵と付箋を画面に映すと、Aが嬉しそうに笑う





『うん、お誕生日おめでとう。

ずっと一緒にいたのに私知らなくて...直接言いえなくてごめんね?』







「ちゃんと言わんかったのは俺やし


でもほんまに良い誕生日やわ。

ありがとう。」





『ううん、

私も鍵、すごく嬉しかったから...
大毅くんにも、私の家の鍵を持ってて欲しいなって


あ、でもちゃんとしたプレゼントはまた選ばせて』





「そんなんえぇのに

…じゃあ、俺もAに何かプレゼントするから誕生日教えてや」





『私は9月19日

実は、発売イベントの次の日なの』





来月やん。

スケジュールを確認すると空欄になっていた



「あ、俺オフやわ

Aはもう予定入れてんの?」



『ううん、日曜日だし普通のお休みかな』



「スケジュール入れへんようにマネージャーさんに伝えとく」



『そんな事できるの?』



「おん、基本調整してくれる


やしその日は2人で過ごそな」






Aが嬉しそうに微笑んだ

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bunny(プロフ) - かさん» わ、ごめんなさい...見てくれてる人がいると思ったらやる気出ます!!早くお届けできるように頑張ります! (2021年3月30日 10時) (レス) id: 9cbebb29f1 (このIDを非表示/違反報告)
- 続き足りないです、お願いデスっっ更新を…(><) (2021年3月30日 3時) (レス) id: 1dc60e8858 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うさぎ | 作成日時:2021年2月6日 7時

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