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大毅くんから連絡が来てるかもしれないと思い、ポケットから携帯を出す



LINEを開くと未読メッセージが1通






shige今日俺の家来れへん?





きっと記事のこと話してくれるんだ









絵「A、7人の構成で最終つめよう!

パネルとかの手配も設営スタッフに共有しなきゃ!」




『はい!!』







私は“仕事が終わったら行くね”と返事をして、携帯をポケットにしまった






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大毅くんの参加が確定し、手配やイベントの細かい打合せをしてかなりバタバタしたけど、やっと動き出せた事にワクワクを隠しきれない


それに、大毅くんにもきっと動きがあった




“今終わったから向かうね”



そうLINEを送り大毅くんの家へ急ぐ





“部屋で待ってる”という返事をみて思わずにやけてしまった


鍵を使って入ってきて良いって事だよね








オートロックを解除するだけで緊張する

6階のボタンを押してエレベーターであがっていく時間はとてもドキドキした





大毅くんの部屋の前で深呼吸すると、鍵を開ける


そーっと扉を開けると、『おじゃまします』と小さく呟いた




靴を脱いでいると、奥から話し声が聴こえる






電話してるのかな?





リビングに近づくと声がはっきりと聴こえてくる




電話じゃない

誰かいる...




どうしよう、入って良いのかな...





どうしていいかわからず立ち尽くしていると、目の前のドアが開いた







『わっ...』



「A?なにしてんねん」





はよ入り、と背中を押されてリビングに入ると、知らない男性が1人座っていた






重「仕事お疲れ」


『ありがとう...あの、』







「君がAちゃんね!初めまして!!

...て、あれ?まさか俺がいる事言ってなかったの?」





きょとんとする私に男性は慌てたように大毅くんを見る





重「あ、忘れてたわ

うちのチーフマネージャー
ドラえもんみたいになんでも持ってるやで」



楽しそうに笑う大毅くん




チーフマネージャー!?

え、私もしかして入ってきたらダメだったのかも...





青ざめる私を見てマネージャーさんは大毅くんの頭を叩いた




重「痛っ!」



マ「しげ、ちゃんと言っておかないと彼女さんびっくりするだろ?」




重「殴る事ないやろ!」





彼女...

知ってるって事はひとまず大丈夫そう?






不安げに見ていたのがバレたのか、目が合ったマネージャーさんは私を見てニコッと笑った

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bunny(プロフ) - かさん» わ、ごめんなさい...見てくれてる人がいると思ったらやる気出ます!!早くお届けできるように頑張ります! (2021年3月30日 10時) (レス) id: 9cbebb29f1 (このIDを非表示/違反報告)
- 続き足りないです、お願いデスっっ更新を…(><) (2021年3月30日 3時) (レス) id: 1dc60e8858 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うさぎ | 作成日時:2021年2月6日 7時

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