125 ページ28
『こんな風にヒーローが駆けつけてくれるなら、私はこの先どんなことがあっても、全然怖くないよ
大毅くん、いつもありがとう』
頼られるのは嬉しいけど照れる
それに久々に会って、こんな風に素直に話してくれるAが可愛いすぎて、正直もう抑えられない
「なぁ、からだってもう本当に大丈夫なん?」
『へ?うん、大丈夫だよ!』
その言葉を聞いて、俺はAにキスをした
「ごめん、倒れてすぐやのに...
ヒーローなんてかっこいいもんちゃうで
Aに会いたくて死にそうやったし、Aが俺の事嫌になったらどうしよとかそんな事ばっか考えてる」
『私そういう話聞きたいよ?
大毅くんが思ってる事ならどんな事でも聞きたい
大毅くんに不安になって欲しくないし、大毅くんが望んでるものを私が叶えたい
だから弱音とか吐いて欲しいし、共有して一緒に乗り越えていきたい
甘えて欲しいし、必要とし合いたいし、本音言い合って喧嘩とかもしたい』
Aがものすごく一生懸命に話すのがかわいくて、思わず笑ってしまう
「ふふっ、喧嘩したいんや」
『えっ、おかしいかな!?
だってだって本音を言い合えないと喧嘩ってしないでしょ?
だから...』
もう一度Aにキスをする
「せやな、いつか喧嘩もしよな」
『うん////』
こんな風にAを抱きしめながら、本音を言い合えてるってたしかに進展した気がするわ
ん?
Aが本音を言ってくれるようになったのは小瀧のおかげ...
『...大毅くん?なんか顔こわいよ?』
「A、そういやなんで小瀧が病院におったん?」
『え、あ...』
分かりやすいAの表情を見る限り、絶対なんかあったな
「嘘はあかんからな」
『嘘なんてつかないよ!
その...小瀧さんと話してる時に倒れたみたいで、そのまま小瀧さんが運んでくれたんだって』
「でもメンバーはなんも言ってなかったで?」
『打合せが終わった後に2人で話してて...』
明らかに気まずそうにするAをさらに追い込む
「2人で?何話してたん?」
しばらく異常な程瞬きをしながら何か考えてたみたいやけど、観念したのかゆっくり俺を見上げた
『大毅くんとの関係とかを聞かれて...付き合ってるとかは話してないけど、私が大毅くんを好きっていうのは言っちゃった』
思ってたよりも、というかどちらかというと俺が喜ぶような内容で、一気に緊張が解けた
435人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
bunny(プロフ) - かさん» わ、ごめんなさい...見てくれてる人がいると思ったらやる気出ます!!早くお届けできるように頑張ります! (2021年3月30日 10時) (レス) id: 9cbebb29f1 (このIDを非表示/違反報告)
か - 続き足りないです、お願いデスっっ更新を…(><) (2021年3月30日 3時) (レス) id: 1dc60e8858 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:うさぎ | 作成日時:2021年2月6日 7時