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あなたside
千夏に言われて、心配してくれている大毅くんにLINEをしようとするけど、なんて書いていいか分からない
倒れたけど心配しないで？
もう大丈夫だよ？
私が伝えなきゃいけないのはそんな事じゃない気がした。
“ 自分の気持ち正直に話す事がしげのためやで”
小瀧さんから言われた言葉を思い出す
私の正直な気持ち...
私は自然と「早く会いたい」とメッセージを送っていた
しばらくして握ってた携帯が鳴り、私はすぐに出た
昨日も聞いてたはずなのに、大毅くんの声に嬉しくて胸がきゅんとした
今から行くと言われて、大丈夫かなって心配になったけど、大毅くんを信じて待つ事にした
『部屋片付けなきゃ』
泊まっていくかな？
ならお風呂掃除しておこう
...大毅くんに会える
そう思うだけでからだが軽くなる感じがした。
-----------
ガチャッ
玄関から鍵の開く音がした
合鍵で入ってきてとLINEしておいたものの、いざその時になると、リビングで待っていればいいのか、出迎えた方がいいのか、そわそわと落ち着かない
廊下へ続くドアをそっと開けると、靴を脱いでいる大毅くんがいた
あれだけ挙動不審に部屋を動き回ってたのに、大毅くんを見た瞬間、すぐに足が動いた
「うぉっ！びっくりした！」
気づいたら私は大毅くんの胸に飛び込んでいた
『大毅くん、来てくれてありがとう』
「ん、俺も会いたかったから」
そう言って大毅くんは、ぎゅーっと私を抱きしめてくれた。
「体調は？」
『もう大丈夫、大毅くんが1番のお薬みたい』
そう言って笑顔を向けると、大毅くんも「なんやそれ」と笑った
「じゃあ、Aには俺が必要ってことやな」
『もちろん。...大毅くんは？』
「俺も。Aがおらん世界なんてありえへん」
その言葉が嬉しくて、絶対にこの温もりも手放したくないと思った
『そういえば、やらなきゃいけない事って何？
千夏がそう言ってて...』
「あぁ、うん。その前にここ玄関やし、座って話そ」
まわりが見えていなかった事に気づいて急に恥ずかしくなった
『ごめんっ//
コーヒー淹れるからソファで待ってて』
大毅くんからからだを離してリビングに行こうとすると、腕を掴まれた
『ん？どうしたの？』
振り返ると大毅くんは「や、なんでもない」と腕を離してリビングに向かった
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bunny(プロフ) - かさん» わ、ごめんなさい...見てくれてる人がいると思ったらやる気出ます！！早くお届けできるように頑張ります！ (2021年3月30日 10時) (
レス) id: 9cbebb29f1 (このIDを非表示/違反報告)
か - 続き足りないです、お願いデスっっ更新を…(><) (2021年3月30日 3時) (レス) id: 1dc60e8858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎ | 作成日時：2021年2月6日 7時
