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あなたside





『あれ?もう12時..,』


目が覚めて時計を見ると、時計の針がちょうど12時を指していた


朝少し頭が痛くて、二日酔いの薬を飲んでもう一度寝たんだった



ずっとバタバタしてたから今日はゆっくり休もう





起き上がってコーヒーを煎れると、ソファに座って携帯をチェックする





『うそ、大毅くんからLINEがきてる

...話したい事?』




話したい事があるから電話して欲しいという大毅くんのメッセージに胸騒ぎを覚える



やっぱり昨日何かあったんだ...






すぐに電話をすると、4コール目で大毅くんが出る





“ん...もしもし”



寝てたのかな?

少しかすれた声





『もしもし?ごめんね、LINE今見たの』




“うん、電話ありがとう

ちゃんと起きるからちょっと待ってて”



顔を洗ってくる と言うと、電話の奥でバシャバシャと水の音が聴こえる





寝起きだからなのか、違う理由なのか、やっぱり少し元気がないように感じる




“ごめんな、話なんやけどさ...

週刊誌に俺の記事が出るらしい”






『え、それって...』






一瞬頭が真っ白になった



私との事だったらどうしよう




でもすぐに「Aじゃなかった。大丈夫」と大毅くんが否定する





それでも心臓がバクバクしている





『俺の住んでるマンションに雲雀さんてドラマ一緒にやってた女優さんが入って行く写真が載ってて誕生日に一緒に過ごしたって内容やった

でも俺は流星とロケしてたし、夜はAとテレビ電話してたし、もちろん誕生日以外も雲雀さんがうちに来た事もないし、連絡取ってるとかもない

それは信じて欲しい』




大毅くんの真剣な声に、何故か涙が出そうになる






『もちろん信じるよ。でも...』






もし撮られてたのが私だったら


軽率にご飯を届けに行ったり、誕生日の日だって実際に鍵を届けに行った


仕事終わるまでは会わないって決めてなかったら、大毅くんに迷惑をかけてたかもしれない





それに、


この記事は嘘ですって

その日は私と電話してたから違うんですって




唯一証明できる人間なのに、私には証明してあげる事ができない


結局、私はアイドルの大毅くんにとってはいてはいけない存在。






“でも、何?”



少し鋭い声にドキッとする





“なぁ、

頼むから、俺から離れんといて”






『うん』





小さく返事をした私は、その後何も考える事が出来なかった

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bunny(プロフ) - かさん» わ、ごめんなさい...見てくれてる人がいると思ったらやる気出ます!!早くお届けできるように頑張ります! (2021年3月30日 10時) (レス) id: 9cbebb29f1 (このIDを非表示/違反報告)
- 続き足りないです、お願いデスっっ更新を…(><) (2021年3月30日 3時) (レス) id: 1dc60e8858 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うさぎ | 作成日時:2021年2月6日 7時

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