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小瀧side




藤「しげ、記事嘘らしいな

誕生日は俺とロケやったからそもそも内容が合ってないねんて」






今日は流星と一緒に雑誌の撮影


昨日まぁまぁ飲んでたはずの流星はけろっとしている


俺は雑誌の撮影と思えへんくらい二日酔いで顔色が悪い




小「何でそんな嘘の記事書かれたんやろうな」



藤「あ、」




何かを思い出したのか、そのままフリーズする流星に「何!?気になるやん!!」と突っ込む




藤「あの日しげの家の前でAちゃんを見た気がして」



小「気のせいやろ」



藤「確かにしげも誰もおらんって言ってたな」







流星には気のせいやって言ったけど、2人は何かあるなって薄々気付いてた



ポスター撮影の時から何となくしげにしては距離が近くて、CM撮影の時もAちゃんはよくしげを見てた



今思い返すと、1番最初の打合せでしげのインタビューを聞いてる時、あまりにも真剣で、もしかしたら最初から知り合いだったのかもしれない




決定的だったのは、昨日しげが帰るときに“A”って呼び捨てにした事


下の名前で呼ぶ事も呼び捨てにすることも、普段のしげやったらありえへん




それからAちゃんの鍵についてたミニーのチャーム


あれはしげの鍵についてたのと同じやった




しかも俺と2人になってからもずっとしげを心配してたし、何かあったのか聞いてきたときの焦り方はただの仕事仲間に対しての焦り方じゃなかった






藤「そういや昨日Aちゃんに連絡先聞けたん?」




小「いや、なんか聞けへんかった」




藤「今回望、結構本気よな」




小「...分かる?」





これでも結構Aちゃんの事好きやと思ってて、やから視線の先にしげがいることも気づいたし、2人の空気感が俺とは違うことも分かってしまう


でも彼氏いないって言ってたし、ただの昔からの知り合いって可能性もある






藤「え、しげしばらく自宅待機やって」



小「何で嘘書かれてしげが自宅待機やねん」




コンコンというノックの後、マネージャーさんが入ってくる






マネ「しげの事だけど、記事の相手が女優さんらしくて、事実関係が分かるまでは活動を控える事になった」





小「でも事実とちゃうんやろ?おかしいやん」





マネ「しげを守るためだよ
今他にも撮られたらダメージがでかい」




確かにそうやけど...



何も悪い事をしてなくてもそうせざるを得ないという事実に、悔しくて唇を噛んだ

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bunny(プロフ) - かさん» わ、ごめんなさい...見てくれてる人がいると思ったらやる気出ます!!早くお届けできるように頑張ります! (2021年3月30日 10時) (レス) id: 9cbebb29f1 (このIDを非表示/違反報告)
- 続き足りないです、お願いデスっっ更新を…(><) (2021年3月30日 3時) (レス) id: 1dc60e8858 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うさぎ | 作成日時:2021年2月6日 7時

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