好きになっても良いですか？（赤）

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隣に目を向けると、花火の光で大毅くんの顔が照らされる




...こっちも綺麗








「なんやねん」




ずっと前を見てたのに...見てるのバレた？






『綺麗だなぁと思って』



「もうすぐクライマックスちゃう？」






大毅くんが言い終わるのと同時に、次々に打ち上がる花火







『わぁ...』




「A、カメラ見て」




『ん？』





2人で写真を撮ろうということなのか、手を伸ばして携帯を構えている






「はい、ちーず」



『えっ！』




私が慌ててカメラを見ると、パシャっと音がした








「うぉーー！！すげーー！！」





花火の方を見ると一気にたくさんの花火が打ち上がり、あたりが明るくなった









火の粉が落ちていく様子が何とも儚げで、見つめながら余韻に浸る









「綺麗やったなぁ」








『うん、なんか...言葉が出ない』









もう真っ暗になった空を見つめているとポンポンっと頭を叩かれる





「腹減らへん？」




『あ、お腹減った！』




「くくっ

花火に夢中になってて今気づいたん？」




『笑わないでよ..,』









どうしよう



あなたの笑顔を見るたびに胸がきゅんとする



ねぇ...



好きを積み重ねて行った先に



誰も傷つかない未来はありますか？？



あなたをこのまま...好きになっても良いですか？








to continue...






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うさぎより

少し中途半端ですがいっぱいになったので移行します！！
2も引き続き頑張って更新しますので、見ていただけると嬉しいです！！！


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