好きになっても良いですか？（赤）

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休憩した後、ななちゃんと一緒にブランコへ


子ども用のブランコを後ろから押してあげると、きゃっきゃとななちゃんが楽しそうに笑う








片付けをしてくれてたA先生も俺たちの所に来て、ななちゃんを見て微笑んでる







「A先生もブランコ、どーぞ！」




となりの大人用のブランコを勧めると、え？と少し戸惑いながらもゆっくりと近づき、座って漕ぎ始めた






『わー、久しぶりに乗ったけど風が気持ちいい』







風に髪の毛がなびいていて、笑顔がキラキラしてる






「あれ？りっくん寝ました？」





抱っこ紐の中のりっくんを覗くと、気持ちよさそうに寝ている




そろそろお昼寝の時間か...と呟き、A先生がななちゃんに帰ろうと促すけど「やだっ」とほっぺたを膨らませる




「ななちゃん

ごめんな、だいき先生ももぉ帰らなあかんねん。

今日はここまでにして、途中まで一緒に帰ろ？」




手を出すとななちゃんはむっとしながらも手を繋いでくれる





「やりました！」とA先生にアイコンタクトを送る





「途中まで送ります」


少し悩んでるように見えたけど、ななちゃんに手を繋がれて『そうだね。みんなで帰ろう』と言ってくれた。




俺とA先生と手を繋ぐななちゃんはにっこにこで嬉しそうやけど、1番離れたくなくて今の状況に喜んでるのは...間違いなく俺やな

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