【文スト】元 天才ハッカーは太宰 治の彼女だった……

二十三話目 ページ31

太「最悪。うわっ 最悪」

中「良い反応してくれるじゃないか
嬉しくて殺 したくなる」


手を ポキパキ 鳴らす中也


太「前から疑問だったけど その恥ずかしい帽子 どこで購うの？」

中「言ってろよ 放浪者[ﾊﾞｶﾎﾞﾝﾄﾞ]

手前は悲しき慮囚 泣けるなァ 太宰
否 それを通り越して______
____少し怪しいぜ」


太宰の頭をつかみ 目線を合わせる


中「……何をする積もりだ」

太「何って……見たまんまだよ。
捕まって、処刑待ち」

手を ヒラヒラ する太宰

中「あの太宰が 不運と過怠で 捕まるはずがねぇ そんな愚図なら

俺がとっくに 殺 してる」

太「考えすぎだよ。将来禿げるよ
ハッ まさか……」

中「ハゲ隠しじゃねえぞ 一応 云っとくが」

帽子を外す中也

中「俺が熊々[ﾜｻﾞﾜｻﾞ]ここに来たのは手前と漫談する為じゃねえ」

太「じゃあ何しに来たの」

中「嫌がらせだよ」

ニヤリと笑い太宰を見る

そして 壁を蹴り太宰に繋がってた鎖を切る

中「手前が何をたくらんでるか知らねぇが________これで計画が崩れたぜ








俺と戦え 太宰」

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