その者人間ではありません

異端者2 ページ2

生暖かい


この感じ、初めてじゃない


僕は思いっきり


外に出ようと殻を破った


『姿はアリのままか』


オーラも前世と全く変わっていない


さて、これからどうしようか



ﾄﾞｺﾞｫｵ！


『ん？』


音のした方を向く


何やら虎が倉庫で暴れてる見たい


でもどうしてこんなところで





僕は脚に力を入れ興味本位で倉庫へとんだ









そうこの近くに着地し、気づかれないように窓から除いた


中にはたくさんの人間がいて


誰かと話しをしている


『あれ？虎はどこに』


倉庫内を見ようと窓にへばりついた時



？？｢誰だ！｣


『うわっ！？』


びっくりして


慌ててたら窓が割れて中に落ちた


けど着地


『びっくりしたーって


何？』


いつの間にか取り囲まれていた


？？｢お前は誰だ！何を目的でここに来た！｣


眼鏡をかけた男が話しかけてきた


『僕？僕の名前はAよろしく


ところで虎はどこにいるの？』



虎のことを話したらなんか余計に警戒された


？？｢君どうして虎のことを知っているんだい？｣


『聞こえたから、


虎の声が聞こえたから』


？？｢この周辺には誰もいなかったはず！


その姿も含め異能力者か！｣


『え？異能力？何それ


あとさー君、後ろから来てるのバレバレなんだけど』



がしっ



砂色の外套を着た男の腕をつかむ



？？｢！？…なぜ異能が解けない？｣


『さっきから気になってたんだけど


その異能？って何？


僕初めて聞いたんだけど』


？？｢なっ！？異能力を知らない？｣

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