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一章 一節 ページ3

______治だ

_______イドッグスに_____ぱい

人は誰_____生き______良いよって_____なく_____んだ

_____りだって殺したく_____


_______人を 救う側になれ

「……此処は……」

司書に言われて俺達は有碍書(?)に入った

「太宰クン、安吾達おらんやん」

「ああ!?本当だ」

周りはこれまで通り文字が散らばってる

でも、一つ違う所があった

「彼処に人がおるで」

「本当だ……」

背の高い、男性がいた

もしかして、封蔵書に出ているネメシスって奴?

そう思いながらそっと近づくと

「……厄介だねぇ、敦君がいてくれれば良かったのに」

そう言う声が聞こえた

「あれ、侵食者やん」

「……異能力、人間失格」

そう、男ははっきり言った

“人間失格”って

でも侵食者はそのままだった

「異能ではないのか」

「お兄さん、ちょっと其処、退いてや〜」

オダサクがそう言って二刀流の刀を振る

俺も続いて

「本当の人間失格……そらなぁ、お前らのことを言うんだよ」

そう言って振りかざすと侵食者は消えた

「ふう……大丈夫か?」

そう聞くと、男は少し俺を見た後ため息をつき

「また死ねなかった」

と言った

「まあ、助かったよ。私の名は太宰。太宰治だ」

「……え、俺も太宰だけど?」

そう言えば太宰治と名乗った男は俺をじっと見る

「此処の世界の太宰クンか?なんか頭良さそうやなぁ」

そう言われて俺はちょっとムッときた

俺だって頭いいし!

「オダサク!」

思いっきりそう言うと

「……織田作?」

太宰治と名乗った男は、冷ややかな目を俺達に向けた

一章 二節→←館長の依頼 一



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杏奴(プロフ) - こちらの小説を初期から読んでいました。完結しているようですが、番外編として文スト×文アルの短編集を執筆していただけませんか? (2020年3月17日 12時) (レス) id: 528c02e07c (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 長音_chinon_さん» ありがとうございます! (2019年10月19日 11時) (レス) id: ca9d24e2f0 (このIDを非表示/違反報告)
長音_chinon_(プロフ) - 完結おめでとうございます!楽しかったです! (2019年10月18日 22時) (レス) id: a14d8293f8 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 歴史馬鹿さん» ありがとうございます! (2019年10月14日 17時) (レス) id: ca9d24e2f0 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - リュカさん» ふふふふ新作おめでとう (2019年10月13日 21時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リュカ | 作成日時:2019年10月10日 11時

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