二章 三節 ページ16
「……」
太宰が文字列を見て黙っていた
「太宰?」
「……二手に分かれよう。私と敦君に芥川君でどう?」
「え、いいけど?」
「判ったよ。よろしくね」
「はい!」
「……太宰さんが言うならば」
あ、芥川先生と一緒!
そう思いながら二手に別れたまま歩く
「……あ、芥川せ_______」
「しー……侵食者」
芥川先生がそう言って口元に指を置く
うわああ……イケメン
と、その時、また何か影がよぎった
「ったく、手前らはなんだ?」
黒い帽子に低めの背
なのに喧嘩口調のこの男……
「ちゅ、中也!?」
「あ?」
中也だ……絶対中也だ……
怖い
そう思ってるとその中也は俺の顔を見る
「そんなに怖かったのか?大丈夫か?」
え……や、優しい
こっちの中也とは大違いじゃん!
太宰羨ましい……とまた思った瞬間だった
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杏奴(プロフ) - こちらの小説を初期から読んでいました。完結しているようですが、番外編として文スト×文アルの短編集を執筆していただけませんか? (2020年3月17日 12時) (レス) id: 528c02e07c (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 長音_chinon_さん» ありがとうございます! (2019年10月19日 11時) (レス) id: ca9d24e2f0 (このIDを非表示/違反報告)
長音_chinon_(プロフ) - 完結おめでとうございます!楽しかったです! (2019年10月18日 22時) (レス) id: a14d8293f8 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 歴史馬鹿さん» ありがとうございます! (2019年10月14日 17時) (レス) id: ca9d24e2f0 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - リュカさん» ふふふふ新作おめでとう (2019年10月13日 21時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リュカ | 作成日時:2019年10月10日 11時