太宰さんが連れている子【文スト】

可愛い　25 ページ29

Aside


「それで？」


「両親が死んで孤児になった私をマフィアが拾った」
「私の異能目当てに」

そんなむずかしい話をしているキョウカ
…力はでんわのコエのみ動くらしい
マフィアはそれを利用していた

「マフィアを抜けても行く処がない」


「電話でその夜叉を操っていたのは誰だ」


「…芥川という男」

アツシはショックを受けたみたいな
ドッポはやはり…みたいな


「俺とAは先に社に戻って報告する」


『えーまだキョウカとお話ししてないわ！』


「はぁ……」
「敦」


ドッポとアツシは二人で話に行った…
つまり！キョウカはフリー！
『キョウカさっき行くところがないっと言ったわよね？』


「……うん」


『タンテイシャに来なさいよ！』


「探偵社？」


『ええ、きっとジジョウを言えば入れてくれるわ！』


「おい！A行くぞ！」


『はーい！考えといてねキョウカ』

ふふん
キョウカ来るの楽しみだわ！

「随分と嬉しそうだな」


『少し楽しみがふえたの！』


「そうか」

ドッポのあとについていきタンテイシャにもどる




キョウカ達がタンテイシャに来たのは二人がボロボロになっているジョウタイだった

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