【募集企画】文豪学園は今日も賑やか【文スト】Part3

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まふ side


人が倒れた。
隣の席の子だ。

集う群衆をかき分けて 彼女を抱き上げ
保健室に運んだ。


｢大丈夫？｣

｢ぅ……｣


声をかけても帰ってくるのは小さなもの。

顔色も相当悪い、結構心配。
保健室に向かう足を 少し早めた。


…


幸運な事に保健室の鍵は空いていた。
これでも私は副委員長。

ちゃんと物の場所 把握してるんですよ！←


｢取り敢えず寝かせて…と｣



寝台(ベッド)に寝かせて、布団をかける。

一応体温も測ったけど、多分大丈夫そうだ。


｢…仲良くなりたいなぁ｣


少し離れた所に置かれたソファに腰かけ、文庫本を開く。
いつも通り読み進めるけど、 中々内容が頭に入って来なかった。



……いきなり倒れるにだって、理由は沢山ある。

心因的なものから生まれつきのもの、突発性など。
上げていけばキリがない。


とは言っても、心配したとこらで如何にもならないけどね。



却説、起きてくれるのをゆっくり待とうかな。


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月瀬です〜

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