二十一話 ページ25
司書side
朝早く
起きたばかりで、ぼーっとしていると萩原先生が駆け込んできた
萩原「し、司書さん！！」
いつもノックをしてから控えめに入ってくる彼が、こんなに慌てているなんて…
司書「ん…？どうしました？」
萩原「どうしましたじゃなくて！！Aくんが！あの！！」
Aくん…？あぁ、梓羅川先生の事か
司書「梓羅川先生が、どうされました？」
萩原「き、消えちゃったのっ…！」
あぁ…消えちゃったのね…
って…え？
消えた？
司書「え…？またまた、そんな冗談を…」
萩原「冗談じゃないんだってば！早く！確かめに行かないとっ…！」
そう言っては、泣きそうな顔をする萩原先生
これは…マジのやつじゃん…
司書「わかりました…急ぎましょう」
そう言って、後ろから萩原先生がついて来ているのを確認しながら図書室に向かって走る
図書館に着くと、明らかに何かが可笑しかった
普段なら、朝日が差し込み、心地のいい部屋だというのに
今日は、不穏な空気が立ち込め、思わず顔をしかめてしまうほどだった
萩原「…これは…」
司書「はい…大きな、侵食者の気配ですね」
急いで梓羅川先生の本が置いてある棚に向かう
気配は明らかにそこからだった
萩原「あ…こ、これ…」
萩原先生が手に取った本
その本は確かに所々黒い染みがあり、侵食されていた
その本の名は’’狭キ世語リ’’
マイナーな方ではあるが、とても奥の深い作品だ
主人公である少年の目線で、今まで見たことある物を順に述べていくだけの話だった
なぜ…この本が？
そんなことを気にしている場合ではない
先生方に頼んで、潜書してもらわないと…
司書「では、第一回派の皆さんに頼みに行きましょう」
萩原「う、うん…」
萩原先生は、自分も行きたかったのか、少し悲しそうな顔をしたが、
緊急事態であるため、なんとか納得してくれたようだ
早く、行かないと…
第一回派の先生たちを呼びに、また走り出した
後ろから萩原先生が付いてくるのを確認しながら
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少し、設定を足しました。
確認しなくても、まあ大丈夫です(?)
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黒井 ショウ - 続き書いてくれるの楽しみにしています！ (2月22日 20時) (
レス) @page32 id: 8032af1e8b (このIDを非表示/違反報告)
新美悠華＠文アル大好き💛 - おもしろいですこれからの投稿楽しみの極みですこれからも頑張って欲しいです (2023年3月19日 13時) (レス) @page2 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
狐狸 - カナリアさん» コメントありがとうございます！更新頑張りますよ〜！純粋なﾍﾞｰｺﾝﾚﾀｽ大好き()同士ですね、きっと分かり合えます(( (2021年2月19日 0時) (レス) id: 6b1d6451ea (このIDを非表示/違反報告)
狐狸 - 筆ペン屋さん 極細さん» コメントありがとうございます！返信遅くなっちゃってすみません…更新これからも頑張りますね〜 (2021年2月19日 0時) (レス) id: 6b1d6451ea (このIDを非表示/違反報告)
カナリア - とても良い作品ですっ！更新頑張ってください。((ベーコンレタスは純粋な恋っww私も好きですよ。((誰得 (2021年2月18日 7時) (レス) id: 74f0a1383a (このIDを非表示/違反報告)
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