〃 ページ34
……
《マフィア本部にて》
太宰「……やあ、ご無沙汰!」ﾁｬｯ
「…(ﾍﾟｺﾘ」
『え?ど、どうも……?』
流石元マフィア。彼にとって、潜入は御茶の子さいさいなのだろう。自然な振る舞いですね
____ﾄﾞﾝｯ…
太宰「……おっと、大丈夫かい?」
「……ｯ、はい。大丈夫ですよ。」
…大丈夫な訳がない…身体が鉛のように重い。けれど、此処で倒れるわけにもいかないし、ましてや探偵社に戻るわけにもいかない。
さて、本当に、此処から出たら、どうしましょうか……
とりあえず、帰ったことを手紙かなんかで報告して……荷物をまとめて……新しい住む場所と仕事を探して…
……あぁ、考えたら頭がパンクしそうです。
太宰「……風鈴ちゃん」
「……はい、何でしょう」
考えすぎて返事が遅れてしまいました……
太宰「これは、私の推定なんだが……
恐らく、彼らは君のことは嫌っていないと思うよ」
「え……?そんな…訳が」(あるはずがない)
太宰「寧ろ、心配してるのだよ。現に、私もね。」
僕は、太宰さんの言ってる意味が、よく分からなかった。
嫌われて、いない……?
寧ろ、心配……?
太宰「その表情だとよく判っていないようだね……
まぁ、今は考える必要はないよ(ﾌｯ」ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ
そう言って太宰は、一方の手で彼女を撫で、もう一方の手で、器用にドアのロックを解除した。
(あぁ、考えることが増えた…)
太宰(君が思ってる以上に、君は愛されてるんだよ。)
___________________________________
「……」←ただ今脳内フル回転中…
マフィアに関する文献が立ち並んでいる本棚。
幾つか、探偵社に持ち帰ったら……役に立ちそうですね
太宰「
太宰さんが、一つ資料に手をのばした。
七十億も支払って、虎…敦くんをかおうとしたのは誰なのか。
太宰「……」ﾊﾟﾗﾗﾗｯ
「……(あ、これ持って帰りましょう)」←考えることを放棄して物色
太宰「……(ﾋﾟﾀ」
「……どうしましたか、太宰さん」
太宰「……見てご覧。」
「…あ、これは……」
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ユキ(プロフ) - 部活の後輩さん» コメントありがとうございます！是非読んでみてください。(´∀｀*) (2018年3月13日 0時) (
レス) id: de1da99f45 (このIDを非表示/違反報告)
部活の後輩 - 初めて2次創作のトリップ物の小説を読みましたが、読みやすく、面白かったです。他の物も読んでみようと思います！ (2018年3月12日 19時) (レス) id: fed3a9ed93 (このIDを非表示/違反報告)
羽龍 - ユキさん» マ、マジスカ…こんなヤツガレが………(光に帰る) (2016年5月15日 23時) (レス) id: 50a5462bf6 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 羽龍さん» 私でよければ。よろしくお願いします！ (2016年5月15日 23時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
羽龍 - ユキさん» はい！……あの、迷惑でなければヤツガレと友だt((…いえ、お互い頑張りましょう！ (2016年5月15日 22時) (レス) id: 50a5462bf6 (このIDを非表示/違反報告)
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