文豪観察伝記 〜日常編〜

キスされてみた ページ24

キスされてみたです。

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中島敦
「…ｯ…ん…。あのい、嫌でしたか？でも僕はAちゃんとキス出来て良かったな、なんて。アハハ。」
言葉を紡ぐにつれ、自信が無くなっていっていますね。まぁ、彼が勇気を出してしてくれたので良いでしょう。


太宰治
「Aちゃん可愛いね。キスされてるときの顔とか。こういう顔他の奴の前でしちゃ駄目だよ。」
いきなり独占欲発動しちゃいましたね。彼の言う通りにしないとお仕置きが下されますよ。


芥川龍之介
「……もう一回していいか。」
彼は貴女との愛を感じていたいそうなので何度でもさせてあげましょう。


中原中也
「……いきなりして悪かったな。だが手前も満更じゃねぇだろ。」
まず謝ってきます。ですが貴女はそのあとの一言でもっと紅くなるでしょう。なんたって図星なんですから。


黒の時代 太宰治
「ふふ、もっとして欲しそうな顔してる。次は君からしてみなよ。“出来ない”なんて云わないよね。」
ここで前回に繋がるみたいです。それにしてもやはり彼には勝てませんね。でも何時かは勝てるかも……しれませんね。

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