主人 ページ21
太宰視点
太宰「A、いくよ。」
『ん…はい…』
太宰「もう、ごめんね。」
『はい…』
太宰「…」
はい…や うん… しか返さないAに私は悩んでいた
太宰「…A…」
『…はあ…ごめん…太宰さん、すこし…甘えたい』
と、言う発言はなかなか無い。というか無い。
…心配をかけたんだなって実感した。
この子の主人。それは私、でも私はこの子を巻き込みたくなくてって考えたのがあだたったようだ
この子はたくさん尽くしたいと思う子なんだと。
悪いことをしたなあ
太宰「…おいで」
そういうとぎゅうっと抱きついてきた
その後に啜り泣く声が聞こえた
Aは泣いてるんだ。
啜り泣く声が泣き声にかわった。
ポンポン、と背中を軽く叩くけどあんまり泣いたことが無いのかな。かはっと呼吸しにくそうにいた。
…この子は吸血鬼。でも1人の女の子。
繊細で純粋な子。
太宰「Aごめんね。無理させちゃって大丈夫、大丈夫。私は死なない。ほら君が抱きしめているのは私だよ。本当のね…」
『…ごめんなさい…ごめん…なさ…』
ひたすらごめんなさいとしか言えないAに私はただひたすら"大丈夫、大丈夫。"としか言えなかった
太宰「…私の方こそごめんね。一人ぼっちにして…ごめんね。」
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風鈴 - プレイリストの削除は、訳あってすることができません。本当に申し訳ございませんでした。 (2017年4月7日 17時) (レス) id: ca65044385 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴 - こんにちは、風鈴です。プレイリストを作成する際、誤ってこちらの作品を添付してしまいました。本当に申し訳ございません。 (2017年4月7日 17時) (レス) id: ca65044385 (このIDを非表示/違反報告)
ラン(プロフ) - 魅弦樹さん» 初コメおめでとうございまあああああああ(((ありがとうございます、社長と吊戯さんは死んでもやりたかった。またやる予定です。 w (2015年12月29日 22時) (レス) id: 9f0445a103 (このIDを非表示/違反報告)
魅弦樹(プロフ) - 連続すいません。「この絡み」です。誤字りました。失礼しました!! (2015年12月29日 0時) (レス) id: 85de8f10e5 (このIDを非表示/違反報告)
魅弦樹(プロフ) - もしや、初コメいただきかも...?続編おめでとうございます!!社長と吊戯さんのこね絡み、私もやりました!!本当に面白いです!!頑張ってください!! (2015年12月29日 0時) (レス) id: 85de8f10e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梓音 | 作成日時:2015年12月28日 10時