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百花繚乱、ちりぬるを。/ページ7/Patricia ページ3
葉月さんと林檎ちゃんに挟まれ数分。
ところで今日は何故私がここに来たかを
綴らせてみよう。
「神奈ちゃん、足元気を付けてね」
あれは数日前のことだった。
そう、今度通う学校があまりに遠かった。
じゃあ近いところに行けばいい、そういう問題じゃなかった。
私の家は住宅地の奥の奥。
学校なんて近くに無かった。
「……思い出せばあるもんだねぇ」
「どうしました?訪問者」
「んー、何でもないよ」
幸い、その代わりに私の親族は沢山いた。
その学校に通えるくらいの距離にある、
巫女や神官を継ぐ親戚ご一家の神社に、居候する事になったというわけだ。
「神奈ちゃん、ここよ」
おっと、もうついたんだ。
確かにそれっぽい竜が障子にいる。
……ノックは、しないか。障子だし。
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作者名:文芸部 x他6人 | 作成日時:2018年3月1日 20時