[ＲＫＲＮ］綾部と私の３６５日＊3

be with you *54 ページ5

(まだ綾部side)



学園に着くなり、Aは保健委員の担当があったらしく
医務室へ走って行ってしまった。



もうそろそろ昼休み終わる頃なんだけど。





・・・。





A…あんなに足引きずって大丈夫かな。


でも行く先が医務室ならいいか。


Aはあれでも保健委員だし手当くらい自分で…。









滝夜叉丸「おいっ！聞いているのか！？」




綾部「っ、」








Aを眺めていると、いきなり滝夜叉丸の大きな…顔が、

視界に割って入ってきたので驚いた。









滝夜叉丸「ん？なんだ、お前がそのような反応を示すのは久々だな…。
　 そんなに私の話に興味があるのか！！！」


綾部「…いいよ、毎日似たような話聞いてるs(((滝「ぐだぐだぐだ」









滝夜叉丸「ぐだぐだ…お、そういえば、午後は来月行われる忍敄についての説明だったか？」


綾部「ん、そうなんだー…内容はー？」


滝夜叉丸「聞いていなかったのか？今回は他の城の偵察及び調査に…」


綾部「…似たようなこと前にもやったような気がするんだけどー」









あの時は山中の竪堀に随分手間取った記憶がある。



だいたいなぜ僕たち四年生が、五、六年のやるような実習課題をしなくてはならないのか。


慣れるためとはいえ、体力的にもさすがに辛い。






滝夜叉丸「そういえばそうだったな…。
　 私も気運の悪さのせいで前回は少々手こずってしまった…。
　 特に匍匐(ほふく)前進で三木ヱ門に後れを取るとは！」


綾部「細部まで調べるの、本当面倒なんだよねー…」


滝夜叉丸「お、三木ヱ門と言えば、さっき…。…まぁいい」








僕たちは早足でい組の教室に向かった。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




(Aside)




私は２人と別れた後、痛めた足で保健室に向かって走った。


そういえば私は昨日、伊作先輩に当番を任されていたのだった。
たしか一緒の担当は、三年生の…。





・・・。




誰だったけ←






とりあえず、保健室の前まで走り、ふすまを勢いよく開けた。

A「はぁっ、遅れてすまな…」






謝罪しながら入った医務室の中にいたのは、
同じ今日の担当であり、保健委員の三年は組の…。



しかし、その三年生の近くの布団の中で横たわっていたのは。









A「み、三木ヱ門！？」

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≪今日のラッキーアクション≫

自分の自慢話を誰かに語りまくれ！！３時間語れれば合格。

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