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紡「こんなこと、私のわがままかもしれませんけど……
もっと、見てみたいです……歌って踊る、みなさんが見たいです。
お願いします！」
大「……」
ナ「OH……レディ1人に頭を下げさせるわけにはいきません。
ワタシからもお願いします」
陸「オレからも！」
『私からも！』
壮「僕からも」
みんなワタシの横に並んで頭を下げてくれている
大「……馬鹿だな、おまえら。ライバルが1人減るんだぞ」
三「そりゃそうだけど、こんな風に減ったって嬉しくねえし」
大「………わかった、分かった！
やるよ、オーディション」
紡「ありがとうございます！」
そしてオーディションが始まった
一「1番、和泉一織。17歳。
よろしくお願いします」
紡「よろしくお願いします」
………！歌もダンスもうまい
無理がなく楽々こなしてる感じ
それに高校生って若さ……
あの自信もなるほどだ
一織くんはグループに必要だな……
大「２番、二階堂大和。22歳。
どうぞ、よろしく」
『よろしくお願いします』
この人、感情表現がうまい……！
歌もダンスも情感が豊かで、お芝居みたいに引き込まれる……
やる気なさそうな感じだったのに、まるで別人みたい……
……大和さんも取りかな……
三「３番、和泉三月！21歳！
よろしくお願いします！」
紡「よろしくお願いします」
……三月さんは歌もダンスも、うまいわけじゃないけど……
一生懸命なところに勢いがある
グループのムードメーカーになってくれそう……
三月さんも捨てがたい……
環「うす。４番、四葉環。１７」
『よろしくお願いします』
……！何この人……！プロ級のダンスじゃない！
ぢうりで運動神経が良かったはずだ！
うーん、環くんも外せない……
壮「５番、逢坂壮五。２０歳です。
よろしくお願いします」
紡「よろしくお願いします」
うまいなあ……
歌もダンスもすごく安定してる。すぐにでも仕事を任せられそう
壮五さんは落とす理由がないって感じだなあ……
ナ「OH、運命の再会ですね、マイレディ」
『あ、ははは。どうも』
ナ「６番、六弥ナギ。19歳。
よろしくお願いします」
わあ……王子様みたいに優雅……
色気もあるし、美形だし、まさしく女の子の理想のタイプだ……
女性関係のトラブルが怖いけど……ナギさんも外せない……
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作者名：ゆっきーぷ | 作成日時：2022年8月20日 8時
