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大「マネージャーかぁ。こんな若い子で大丈夫なのか？」
『あら、大和さん。それを言うなら私もですよ？』
大「はは……」
一「新人だともおっしゃっていましたよね」
紡「あ、あの、ええと……」
壮「年齢は関係ないよ。しっかりした感じの子じゃないか。
よろしくお願いします、マネージャー」
陸「よろしく！さっきは応援してくれてありがとう」
紡「は、はい！」
環「なあ、マネージャー、お腹空いた」
紡「えっ！？」
万「こらこら、マネージャーはお母さんじゃないんだから。
それに、さっきお弁当を食べただろう」
環「のり弁小さかった」
万「のり弁の上は100円も高くなるんだ。
日替わりで具も一品多くなるしね」
三「次は唐揚げ弁当がいい」
ナ「ワタシはハンバーグ弁当がいいです」
万「シングルがランキングに入ったらね」
大「それまでずっとのり弁か……」
紡「みなさん、仲がいいんですね。
前からお知り合いだったんですか？」
陸「いいえ。ほとんど初対面です」
紡「そうなんだ。すごく息が合ってたから……」
万「そうだ、紡さん。社長が紡さんを呼んでいましたよ。
社長室に行ってきてもらえますか？Aさんも一応行ってきてください」
紡「社長が？わかりました。
それでは、一旦失礼しますね」
『わっ、私も、ですか？
はい…わかりました…それでは失礼します』
陸「はい。いってらっしゃい」
コツコツコツ
コンコンコン
紡「失礼します、社長」
『失礼します』
音「初出社、ご苦労様。紡くん、Aくん」
？「みゅう」
『！？』
音「こら、きなこ。
大人しくしていなさい」
き「みゅう…」
音「それで、紡くん、Aくん、さっそくだけど、僕が見つけた七人、どう思った？」
紡「とても素敵な人たちでした！
きっと沢山の人に愛されるアイドルになると思います」
『はい、私も紡さんに同感です。とても元気で楽しい人たちだと思いました』
音「そうか、よかった。
じゃあ、さっそくオーディションをして、4人落としてくれる？」
紡「はい、さっそく………4人落とす！？」
音「うん」
『どうしてですか！七人でデビューするんじゃないんですか！？』
音「よく考えたら7人って多すぎでしょ。名前だって覚えられないし、経費だって倍かかっちゃうしさ」
紡「でも……っ」
音「7人の小人よりも、三銃士の方がピシッと格好つくしね。
それじゃあ、頼んだよ」
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作者名：ゆっきーぷ | 作成日時：2022年8月20日 8時
