【Fischer's】お隣さんが騒がしい！2【モトキ】 (ページ5)

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モ「レッサーパンダ...みたいな？」

全員「ハア？？」

ダ「お前ふざけてんの！？」

モトキの突飛な答えには全員が目を点にした、ダーマに至っては通常運転だがモトキにバリバリに文句を言っている。

モ「いや、ふざけてないんだけど」

モトキは自身のスマホをいじり出した、それを再び全員で黙って待つと、これ、と言いながら、スマホをみんなの方へと向けた。

全員でモトキのスマホを見ると、レッサーパンダの画像であった。詳しくいえば、後ろ足で立ち上がり前足を大きく広げて威嚇しているような写真。
しかし見た目がレッサーパンダなので威嚇していてもイマイチ迫力は欠けている。

モ「Aちゃんってこういうイメージっていうかさ、びっくりしやすい小動物みたいで、なんか可愛いなあって思ったりはするけど、それが友達以上の感情なのかって言われるとよくわかんねぇっていうか」

モトキには珍しく歯切れの悪い解答だった。
それだけ自分の頭の中でもハッキリとした答えがないのだろう。

ダ「じゃあさ、キスしたいって思う？」

「ハァ！？！？」

あまりに予想していなかった発言に、再び全員が声を揃えた。

ぺ「お前それは唐突すぎじゃね？」

マ「極端すぎだろっ！」

ダ「わかんねえっていうならそれが一番早いじゃん」

言っていることは分かるし、極端だがそれが一番話も早いだろう、ダーマは空気が読めない男ではない、それなりに考えての発言だとは思うが、メンバーからは非難の声が飛んだ。

ン「待って、もっきゅん真っ赤じゃん！！」

一度止めに入ろうかと思った時、ンダホの発言で全員の視線がモトキへと集まる。

いつものポーカーフェイスはどこへやら、モトキは珍しく顔を赤めて手で口元を抑えていた。
その光景を見た誰もが驚きを隠せないようで、一部頓狂な声が上がっていた。

ン「これは裁判官！黒ですね！」

ダ「濃厚な黒に間違いありません！」

珍しい光景にテンションでも上がったのか裁判まがいが始まった、どうやら俺が裁判官らしい。
顔が赤いことを指摘されて余計に恥ずかしいのか、帽子を深くかぶって意味のない母音を発していたモトキが慌てて手を挙げた。

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どうもウツボです。
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こんなにも皆さんに見ていただけるとは思っておらず本当に嬉しいです！