星の王子様 (ページ2)

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ディノ「ねえヒョンは今までに何人の人と付き合ったの？」

ホシ「両手じゃ足りないくらい♡」

ディノ「エ～イｗｗｗｗｗ片手で十分でしょ！」

そんなの嘘だよ。

付き合ったことはないし、

好きな人だってまだ1人しかいないんだよ、ディノヤ。

ずっと忘れられない人がいるんだ俺には。

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今は事務所で新曲マンセの最終確認中。

明日はその新曲のMV撮影だ。

もうメンバーは待ちに待ったMV撮影にみんなウキウキしている。

ミンギュは何故かヨジャ役になってミンギュとMVのリハやっているらしいし…ｗｗｗ

エスクプス「おい！ちゃんと聞いてたのかよ～」

ジョンハン「うん！俺らはその1人の女の子のことが好きなんだよね～」

ジョシュア「具体的にはどんなシチュエーションなの？」

エスクプス「んー、制服着て、学園ラブ的な？」

ウォヌ「俺は居眠りして妄想すんだっけ」

ミンギュ「いつも通り通常運転ｗｗｗｗ」

ウォヌ「うるせえよキムミンギュｗｗｗ」

俺だって高校1年までは A と一緒にバス乗って一緒に登校して…って

何で今になってAのことばっかり考えちゃうんだ…

スングァン「ヒロイン役の女の子は日本から来る子らしいよ！」

ホシ「……日本！？」

スングァン「ヤー！びっくりしたいきなりとびかかんないでよね！！」

ジョンハン「何でそんなに日本に食いついたの～～？？」

ディノ「ホシヒョンは日本語が得意なんだよ！」

スングァン「それでその女の子と仲良くなる気だな！！」

ホシ「違うよパーボ！！！」

日本って聞いただけで A かななんて。

そんなはずないのに。

俺は自分が思っている以上に

Aのこと忘れられてないんだなって思う。

エスクプス「んーまあ今日はとりあえず明日に備えて寝よう！」

そしてせぶち会議は終わりみんなそれぞれ自分の寝床に戻る。

俺もベッドに入り今日も”星の王子様”を読む。

幼い頃Aとずっと読んでいた本。

あの頃は意味が難しくて全然理解してなかったけど、

改めて読むとすごく深いなあって。

また、大人になったAとこの本を読めたらな。