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Mside
俺に迷惑をかけたと思っているのか、大野さんに飲みに誘われた。
しかも、行きつけのBARだって…オシャレだな。
「オシャレな店構えですね。」
「BAR AIBA。私の…知り合いが営業しているBARなんだ。」
「いらっしゃい。あれ？珍しいね、大ちゃんが同業者を連れて来るなんて…。」
「まぁ、基本的、普通では無いと思われている私に話しかけてくれる物好きは居ない。」
分かってんだ…。
それでいて、俺は物好きかよ。
てか、普通では無いと自覚しておきながら、改善どころか、治す気は無いというのがある意味、凄い。
「俺は相葉雅紀。名も無きバーテンダーと言いたい所だけど、これでも元刑事で、大ちゃんの、いや、人生の大先輩なんだよね。」
「そ、そうなんですね！あの…俺は新しく大野班に配属された新人の松本です。」
「宜しくね、松本君。」
元刑事が営業しているBAR。
色んな情報が聞けそう。
「まぁ、人生の大先輩とか言っておきながら、そんなに年の差は無いんだけどね！それより、見ての通り、大ちゃんがマイペースだから、大変でしょ？」
「大変というよりは…。」
「相葉さん、余計な事を松本クンに吹き込まないでくれませんか…。まだ、彼は私をそこまで…。」
「新人の場合、大ちゃんの性格を知らないからね。だとしても珍しいなぁ。新人すら、連れて来ないのが、大ちゃんなのに…。」
そうなんだ…。
何か嬉しい。
でも、綺麗なBARだな。
大野さんのイメージが変わるな。
「松本君、大ちゃんを宜しくね！ふふっ、今日は名も無きバーテンダーがサービスしてあげる。」
「いやいや、むしろ、俺が大野さんに迷惑をかけてしまいますよ。サービス、ありがとうございます。」
サービスと言って相葉さんに澄んだ水色の綺麗なカクテルを作ってもらった。
一方の大野さんは見るからに極薄なハイボールを少しずつ飲んでいる。
こんなの、お酒、飲んでいる内に入るのか？
「大ちゃん、すぐ酔っちゃうから、あえて極薄なお酒にしてるんだよ！」
「お、お酒が弱いんじゃなくて…刑事としてお酒で酔い潰れるといった醜態を周りに晒したく無いからですよ。相葉さん、また、変な事を吹き込ませようとしましたね？」
「そんな無愛想にならないのっ！ごめんごめん！」
大野さんはふてくされていた。
変人だろうが、何だろうが、人間味を感じて、俺は少しだけ、大野さんに親近感を抱いていた。
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山風無限(プロフ) - ピーチさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！！凄く励みになります！もうすぐ移行するので、そちらでも宜しくお願いします！ (2018年1月8日 21時) (
レス) id: 486c201f1f (このIDを非表示/違反報告)
ピーチ - 初めてまして！とっても面白いです(*^▽^*)これからも楽しみにしています(^^) (2018年1月8日 21時) (レス) id: 61c51a5765 (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - みぃさん» コメントありがとうございます！色々な問題が残されたまま、ストーリーが展開していますが、後々、触れて回収していきます！個人的にはニノを早く出したいのですが…もう少しお待ち下さい！これからも作品を宜しくお願いします！ (2017年12月23日 15時) (レス) id: 486c201f1f (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - そうなんですね！ 大野くんの過去に何があったのか、翔くんが死神としてどのように活躍するのか、も含めて、楽しみにしてます(*≧∀≦*) (2017年12月23日 13時) (レス) id: 4e40d0702b (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - みぃさん» コメントありがとうございます！その質問は来ると思ってました。ニノは後々、登場させるつもりです。山コンビに深く関わってくるポジションなのでお楽しみにして下さい。これからも作品を宜しくお願いします！ (2017年12月22日 6時) (レス) id: 486c201f1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山風無限 | 作成日時：2017年11月19日 14時
