クラスメイトの小笠原 2

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そんなこんなで楽しい時間はあっという間に過ぎるもので



海「そろそろ帰ろっか」

帰りたくない、、、、、


海「A？どうした？」




『、、、、なんでもない』




海「うそ、なんかあったでしょ」

海「俺Aの彼氏じゃん」

海「言いたいこと言ってくれなきゃ俺が寂しい」





『、、、まだ帰りたくない』




海「ふふふっ」




『なんで笑うのよー！』




海「だって思いつめた顔してそんなかわいいこと考えてたんだもん」




『海の顔にやけてて気持ち悪い』




海「今はいいの」




『やだ、かっこいい海のほうが好き』




海「ねぇ、それ逆効果だって分かってる？」




『え？』




海「そんなこと言われたらにやけてもにやけ切れない」




『なにそれ笑』




海「わかんなくていいの！」

海「ほら、帰ろ？」




『うん！』

まだ帰りたくない気持ちはあるけど

海の新たな一面が見れたからよかった

これからもいろんな海を見れたらいいな！



海「ん」

差し出された手

わたしがポカーンってしてたら



海「手つなご！」

海「そしたら寂しいのまぎれるでしょ」

だってさ

こういうとこだいすきだなー



『うん！』









ちゃんと家まで送ってくれて


海「また学校でね！」

海「おやすみ」



『送ってくれてありがとう！』

『おやすみ！』









こうして海との初デートは終わった

今日1日のことを思い返していると



兄「顔、緩んでるけど」




『え、緩んでた！？』




兄「気持ち悪いかった」




『おい、女の子に向かってそれはないわ』




兄「ごめんって」

兄「あ、また食事会することになったから」




『え、いつ！？』




兄「１ヶ月後かな」




『わかった』

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